2016年3月31日木曜日

スプリングS回顧

1.48.1 (36.0-60.3-36.2)
12.7-11.5-11.8-12.3-12.0-11.6-12.0-11.6-12.6

1着マウントロブソン
2着マイネルハニー
3着ロードクエスト


良馬場でも雨の残る湿った状態で、上がりがかかるレースが多かった。

三分割すると36.0-35.9-36.2、平均ペースに見えるけど、それぞれに緩急があり。なかなか面白い逃げ方になっている。

中山1800は、展開に位置取り次第で能力は関係ない結果になれるコース。

馬場が重いときは道中で馬なり追走していても軽い馬場より消耗する。結果、平均ペースで走っていても上がりがかかるようになる。

重馬場のときに前残りが多いのは、道中どこにいても消耗するので、みんな上がりが同じような感じになる。

マウントロブソン
未勝利が中山2000で上がり35.6、あすなろ賞が小倉2000で上がり35.3、稍重のような馬場で平均ペースになり上がりがかかる。上がり35.7で3連勝。
新馬未勝利の東京では、上がり33秒台になるとリスペクトアースとディーマジェスティに負けて2着。この2頭は世代上位の瞬発力ではない。それでも勝てない、速い脚がないから。
ディープインパクト産駒でも、母系が重い。母ミスパスカリは半兄がクロフネでダート血統。芝は走れてもスピードは一流には勝てない。
成績の通りで、ここまでハッキリしていれば、良の33秒台馬場なら消し。雨降って上がりがかかる馬場なら買い。
捲れるので、皐月賞でも雨が降れば一発あるかも。

マイネルハニー
一番状態よくパドックで目立っていた。好調で上手く逃げて2着残したと見るだろうけど、もっと深く調べると。
新馬が東京マイル重で逃げてそのまま、ベゴニア賞が良で逃げて粘るけど瞬発力ある馬に差されて3着。阪神2000稍重では逃げずに4着で2着とは僅差、中山1800若竹賞では出負けで逃げれず6着。東京2000フリージア賞稍重では逃げてそのまま2勝目。
マツリダゴッホ産駒で傾向としては今のところマイル1800でキレから持続力まで色々なタイプがいる。母父がナリタブライアンで産駒に活躍してる馬が少ないのはブライアンズ系でキレが無く、現代の高速芝に合ってないから。
2勝したのが重と稍重どちらも逃げ、逃げて馬場をこなして勝ったと見えるけど、阪神稍重では逃げずに4着で直線も騎手が斜行してるけど馬は伸びている。
馬体血統からもキレあり速い上がりってタイプではない。なので馬場悪化すれば上がりがかかる。そこで逃げ先行すれば有利になる、結果出る。
勝ち馬と同じで、良なら消し、稍重以上なら買いのタイプ。

雨馬場、重馬場について。
よく得意な馬って表現されることがあるけど、それはない。全馬、上手く走れない。その中で差が出るだけ、少し苦手、普通、全くダメみたいな感じ。

ロードクエスト
スタートが上手くないので後方から。しっかり脚をためて外から馬なりで動いて、追い始めたのは残り400、そこから直線大外で伸びてくるはずが差しきれず3着。
これを外が伸びない不利な馬場と見るか、前走も2着と走れているけど中山の急坂と見るか、雨が残る稍重に近い重い馬場と見るか。新潟で稍重を走れているけど、稍重でも上がり33秒台が出る軽い馬場なので該当しない。
新馬戦東京マイル、スローペースから残り400だけ追って瞬発力で差しきる。
新潟2歳も同じ、スローから残り400だけ、内が空いたのでロスなく追って抜け出す。
この2戦で、2F瞬発力なら世代最強を示す。
ホープフルSはスロー道中緩んで上がり勝負。新潟マイルと中山2000は適性が違うので連勝するのは難しい。しっかり脚をためているけど、直線は坂で伸びを欠いて、ムチに反応して真っ直ぐ走れてない。
ちょうど直線で鞭を使ったところが坂を上り始めるところ、右ムチで外に左ムチで内に。
ピッチで回転の速い走りなので反応がいい。
距離限界でバテ気味によれるのか、距離はギリギリもつけどラストの坂が厳しいのか。
能力で2000は走れても勝ち切るには相手次第。後方から着狙いなら3着は狙える。
このスピードを活かすならダービーよりもNHKマイル。
ロードホースクラブとしては、一口馬でダービー出走は宣伝効果大。どうなるか。

ミッキーロケット
これは出遅れが全て。前が有利な馬場で平均ペースの最後方では自身はスロー上がり勝負。
前にいるロードクエストをマークして、ペース上がった3.4コーナーでは大外捲れるようなスピードはなく、直線は間を狙ったので5着まで伸びてこれた。
小回りコースが合わないし、距離も短い。1月未勝利勝ち後に間隔空けずに3戦使って結果出ず、500万は勝てる馬だけど、レース選択ミス。音無厩舎は毎年ローテの問題でクラシック出走できない。青葉賞からダービー狙うようだけど、仮に2勝以上が揃って、抽選枠が狭くなるとトライアル出走すらできない。
血統と馬体からは2000から2400がベスト。ダービーを目標にローテ組んでいれば。。。

ドレッドノータス
スタートが速くてスピードあり、逃げるか番手で競馬できる。新馬戦と京都2歳どちらも小回りの京都内回り2000、一番合うコースに合う騎乗。賞金確保しているので、今回は大外もあり試走。
スタートは速いから大外からでも前に行けるけど、それでは先がない。直線長いコースで早めに後続に併走されると厳しい。
馬は前に行きたいのを抑えたので、3コーナーから仕掛けていっても捲りきれず直線は脚が無くなっている。2連勝の中身がスロー上がり勝負で楽だったので、平均ペースで重い馬場ではこれが限界。
能力というよりは適性の問題で、仮に1.2着馬と新馬戦と京都2歳で対戦してたら勝っていると思う。
血統馬体から中距離馬なんだけど、この気性を活かすならマイル。
皐月賞で二桁着順で結果出ず、人気落ち、NHKマイルなら面白い。


今年は、皐月賞ダービーは3頭で決まると思うので、距離微妙な馬はマイル狙ったほうがG1勝ちの確率は上がる。ノーザン系や一口は使い分けするだろうけど、どうなるか。

ここで書いた5頭は、成績から適性がハッキリしているし、他路線もそれぞれ特徴がハッキリしてる。クラシックで結果出なくても、それぞれの距離コースなら活躍できる。

5歳以上のレベルが低くて、4歳が標準、3歳世代は秋以降も要注目。


大阪杯の狙いはコレ
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2016年3月27日日曜日

高松宮記念予想

中京芝は今週だけBコース。

内の荒れた部分が保護されたので、先週までの番手差しが決まっていた部分をみんな狙う。

外差しは、先週までだと大外差しで、伸びない部分。

こうなると、もう外回して外差しは、暴走ペースで逃げ先行が全滅しないと厳しい。追い込み馬は消し。

最終週、去年の暮れから1月と開催が続いて、かなり重い馬場。
内が有利でも、G1で逃げ残るには相当な能力が必要。

番手先行か好位差しを狙いたい。


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終わってみれば、今週もこの産駒って可能性は高い。
確実に逃げる馬が2頭いて、先行馬も揃っていて、伸びる内を狙って、これでスローはないと思う。そうなれば折り合いがつきやすい。
直線で先頭に並んで、どこまで残せるか。有力差し馬に強力な馬がいないので、前残りを期待。

〇エイシンブルズアイ
前走はペース速く差しが決まったけど、スピードあり好位でも先行もできる。
石橋騎手は好調時は買い。4年前と同じ感じ。あの時も覚醒してG1制覇。
先週までのAコースなら、差しが決まりコレが本命。

▲ウリウリ
ハイペースで競って、差しが決まる流れになるならコレ
戸崎騎手に乗り替わりはプラスになる。馬に合わせて回ってくる。どこで仕掛けるか、完全に内伸び馬場のままなら仕方ないけど、外差し一発あるかも。

△アルビアーノ
前走は、大外からスタート出負け。後方から、コーナーで外被されて動けず、直線は間を狙って進路無くなる。
今回は8番枠でゲートの中で待てる。スプリントスピードにもなれて2戦目、勝ち時計が7秒台になったとき、そこまで速く走れるかは微妙だけど、これもハイペースでハマればルメール騎手で一発あるかも。

7番人気までと、8番人気以下、ここの能力差はあると思う。
上位が勝つために乗るので、3着なら下位の着狙いは可能性あり。


予想は、馬連◎軸3点勝負!





2016年3月26日土曜日

中山牝馬回顧

一週遅れてますが、回顧はしっかりやります。
これが、勝てるようになった理由なので。


1:50.3 (38.4-63.7-35.1)
12.8-12.7-12.9-13.1-12.2-11.5-11.8-11.6-11.7

1着シュンドルボン
2着ルージュバック
3着メイショウスザンナ


ダート稍重で、少し雨の残る良馬場とはいえ、ペースが遅すぎる。

前5F63.7って長距離のペース。三分割すると、38.4-36.8-35.1で前中が逆、11秒台が続くのが残り4Fで持続力勝負。

時計が遅いので、準オープンクラスでも走れるレベル。位置取り次第で、全馬に勝てるチャンスがあるような荒れるラップ。

勝ち馬から16着まで0.7差

上がり最速は、後方で乗った馬が34.3で10着
上がり最遅は、遅くて後方から捲った馬が35.4で9着
遅いからと道中で捲っても勝てないし、遅いからと脚をためて上がり最速でも勝てない。

スローペースになるのは、逃げ番手の乗り方次第で、何で仕掛けない?と思うかもしれないけど、先に動いたらそれをアシストとして利用されるだけ。

人気のない馬ならとか思っても、それぞれにレース目標がある。
それぞれの状態もあったり、人気のない下位の馬は、8着で少なくても賞金の意識もある。次走以降に疲労が残らないように、連戦できるような騎乗もある。
まだ走れる場合でも、二桁着順が続くようだと引退しなくてはいけなくなる。
牝馬は、引退後の繁殖も考えると無理はしない。

開催時期に、牝馬のハンデ戦、荒れる要素満載の重賞。


シュンドルボン
中山1800で大外枠はマイナス、でも超スローペースに隣がルージュバックで外から捲っていくのを徹底マークできて、展開も枠も結果的にハマった勝利。
ハーツクライ産駒の5歳牝馬、未勝利がダート、4歳の去年が1000万連続2着から降級して500万から1600万まで3連勝。4歳夏から変わる。これがハーツクライ産駒の一つの特徴。

過去一番活躍したのがジャスタウェイで一気に変わったのが天皇賞秋を勝った4歳夏から秋。

牡馬と牝馬で傾向が少し変わるので
ハーツクライ産駒で過去好走した牝馬について調べてみると

まずヌーヴォレコルト、オークス勝ちなど3歳好走して、4歳になると勝ち切れない2着などが多くなる。4歳で成長するところが、G1連戦のため仕上げるので成長促すことができなくなる。

レッドセシリア、新馬勝ちで2歳G13着好走、その後、故障で長期休養。復帰後も期待されて昇級して馬体減る。体質の弱さがあるけど、安定しないので間隔が空くことになり、結果的に4歳夏5歳秋に勝って昇級している。

コウエイオトメ、3歳では未勝利勝つのがやっと、4歳になると2月に500勝ちから好走して5歳秋に1600万勝ち、その後、重賞では結果出ず。

オツウ、2歳新馬勝ってクラシック出走期待も3歳は結果出ず。4歳になると500勝ち1000万降級して2勝と3連勝、その勢いで期待されてるから格上で重賞連戦結果出ず、1600万で4.5.6.5.7.1着、仮に馬の成長優先だったら、5歳は重賞好走していた可能性大。馬主都合でもオープン掲示板を走れている。

キョウワジャンヌ、2歳新馬勝ち、その後結果出ず桜花賞オークスと春は諦め、間隔空けて成長して500万1000万連勝からローズS3着で権利取り、秋華賞2着と好走。

マジックタイム、2歳で2勝して期待されるもG1で結果出ず、クラシックもダメだったのが、間隔空いた4歳秋から変わる。1000万勝ち1600万2着1着して、京都牝馬2着。2.3歳とは別馬。

共通しているのは、必ず成長期があること。
4歳から5歳で変わる時期がある。
一気に良くなるので、馬体に筋肉ついて見た目が変わる。
決め手が出来て、連勝することが多い。
好走が続いて、その後、結果が出なくなると、そこでもう一度がない。

買い時がハッキリしていて、4歳で変わって勝ち切れるようになった馬は買い続けたほうがいい。
準オープン勝って、エリザベス女王杯に挑戦したけど7着で好走したほう。その後、愛知杯で1番人気8着、ハンデ戦と中京2000なので展開と位置取りで結果が変わる。
今回ハンデ54で軽くはないけど、軽量が減って全体的には重くはない。
人気落ちて、今回まで狙ってみる価値はあった。

新潟、東京で連勝したタイプ。時計も遅く着差もないので、この評価がどうなのか解らないけど、能力で負けることがない限りは買い続けたほうが良さそう。

ルージュバック
直線ラストで伸びを欠いた理由が、仮に落鉄だとしても、エリザベス女王杯ではシュンドルボンと0.1差で斤量は2キロ差あった。状態の違いは前回と今回であったとしても、今回はハンデで斤量差が2キロ重く逆転。
これだけでも、中山1800のコースを考えると着順が変わる可能性は考えられる。
マンハッタンカフェ産駒でキレ不足。新馬からきさらぎ賞まの3連勝は全て持続力で勝っている。桜花賞は距離不足、オークスはディープ産駒の決め手に負けて2着、馬体減で戻らなくて秋華賞使わず休み明けでエリザベス女王杯、1戦しか使ってないので有馬記念を使うことに、使わず休養してれば1か月余裕を持って仕上げられた。
前半から超スローで、1番人気なので外から捲ったけど、他馬も脚は残っているので着差はつかない。マークされて差しきられたけど、得意ではないコースで、この結果なら、落鉄も考えるとよく走っているほう。
過剰人気が続いているので、G3でも勝てないとなれば、次走は落ち着くでしょう。
ただ、ヴィクトリアマイルでは展開次第で危険。
東京はベストでもマイルは短い。

メイショウスザンナ
福島牝馬3着、クイーンS勝ち、どちらも小回り1800
他で結果出てないのは、重馬場、マイルは短い、2000は長い、など。
使える脚が短いので、直線の短いコースが合う。
重賞勝てる能力があり。2度の好走が似たようなコース。穴騎手の大野。15番人気。7歳馬で繁殖は近い。これだけで穴狙いの人は買い要素になる。

前走の結果より、実績で考えれば3頭とも買い要素はあった。

アルマディヴァン
逃げて、道中で捲られたけど、内ラチ回ってきて4着。これがこのレースの全て。

ハピネスダンサー
これは勝ち負けできた。9番枠。騎手次第で、好位で乗れて、能力は出し切れる。
吉田隼騎手、ゴールドアクターの有馬記念、スマートレイアーの東京新聞杯、先行追い切りに逃げて速い上がり。何も経験で学んでない。
スタート決めて番手取れるぐらいだったけど、下げて真ん中で包まれる。これで動けない。能力出し切らず脚を余して5着。
強気に乗れる藤岡康騎手に戻ったときは狙い。

これだけ遅いと、理解できないけど後方待機組のレイヌドネージュ、リーサルウェポンは適条件狙える。

スローから、捲りもあり、内ラチ沿いの2.3番手で回っていたアースライズ、クインズミラーグロは、外から捲られ前がどんどん壁になって、直線も進路なく脚を余しまくり終わる。これも適条件で狙える。

この結果は、それぞれ次走迷うと思う。前走で見ずに過去の好走、実績で判断を。


日経賞の狙いはコレ
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2016年3月20日日曜日

スプリングS予想

今年の3歳牡馬は、今のところ3強、その下に3頭いて、数頭して、残りは500万勝ちがやっとの感じ。

良馬場だったら順当に決まるけど、重馬場だと何か起こるのが小回り1800中山。


ここは3着で皐月賞の権利取りと、ダービーまで考えた時は勝って賞金加算がベスト。

稍重から、どこまで回復するのか難解な馬場。メイン前に良に変えるだろうけど重い馬場は間違いない。



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仕掛けるタイミングの問題で結果が出てないだけ。
この騎手なら流れに合わせて乗れる。瞬発力が足らないので、この馬場はプラス。稍重なら問題ない。
権利取りの勝負騎乗。2着で賞金加算が狙い。


〇ロードクエスト
2F瞬発力なら、このメンバーでは抜けている。東京2400は長いので、勝負なのは皐月賞。
賞金足りていて、休み明けの仕上がり。折り合い重視で無理しない、馬場を考えると後方から2.3着で感覚掴むはず。

▲ドレッドノータス
先行できるスピード有り。皐月賞で3強に勝てるかどうか、鞍上は考えるはず。
そうなると、ここでしっかり勝ち切る騎乗をする可能性は高い。
逃げ予定が2頭、折り合いの心配も少なく、直線先頭でどこまで残せるか。

△マウントロブソン
東京の2戦が、瞬発力そこまで高くない馬に上がり33秒台で負けて2着。
中山と小倉の連勝は上がりが35秒台。
ディープインパクト産駒でも母系が重めでキレ不足。
馬場が回復すると厳しい。重め残りで上がりかかる馬場なら、権利取りの3着ある。


予想は、馬連◎軸3点勝負!



2016年3月18日金曜日

弥生賞回顧

1:59.9 (34.3-59.5-60.4-35.1)
12.5-10.5-11.3-12.2-13.0-12.8-12.5-12.5-11.3-11.3

1着マカヒキ
2着リオンディーズ
3着エアスピネル


公式ラップだと、前傾で中盤緩んで上がり2F瞬発力になっている。
実際には、2頭が前半競って速いだけで後続は離れている。

上位は、前半スロー中盤緩み残り4Fでペース上げて残り2F瞬発力が正しい。
馬場がイイので勝ち時計の価値は無い。何度でも書くけど、中山芝は改良されて昔とは違う。

過去との比較は意味が無い。去年、中山好走して、そのまま東京も好走した馬が何頭かいる。これは馬場が変わったから、昔は荒れて重くて、血統も偏っていたけど、展開と乗り方次第で東京より瞬発力がハマる馬場になっている。

マカヒキ
ダービーまでの賞金が足りないので、ここは仕上げて使ってきた。
瞬発力は新馬と若駒で証明済み。ディープインパクト産駒らしいキレで、全姉ウリウリのように、この血統はスピードがある。
3戦とも時計が出る馬場で上がり33秒台、スピードを活かして3連勝。これが瞬発力が活きない展開と馬場ならどうなるか。
母父フレンチデピュティの産駒は芝ダートどちらも活躍していて、筋肉多く見た目は良く見えるタイプが多い。これにディープでキレとバネ。
上手くバランスが取れて、この結果になっているけど。全姉ウリウリの折り合わない気性を理解しているからか、気合いは乗らないように調整、後方から瞬発力を活かしている。
休み明け有力2頭を目標にして、差しきる競馬。一番ハマる展開。これで世代1番にはならない。
まだG1を能力で勝つような持続力は見せていない。中盤で緩まずに流れて、持続力戦になった時に、どの位置で乗れてどれだけの脚を使えるか。まだ解らない。

リオンディーズ
新馬戦が折り合いを欠いても楽勝、マカヒキの若駒並で、能力は高い。マイラーではないので、朝日杯ではスピード足りず後方から、直線で大外差しきる。これも能力の違いがハッキリする勝ち方。ノーザンFでマイル使える有力馬がいなかったこと、メンバーレベルが高くなかったことから使ってきて、勝つ騎乗ではなく、馬のリズムで勝ってしまった形。
結果的に賞金加算できて、成長重視の調整ができた。皐月賞ダービーで仕上げればいいので、ここは調整程度。それでも暖かいこともあり休み明けにしては仕上がっていた。中身は作られてはいない。
メンバーが揃わなかったけど、アシストが揃って前半は速め、しかし早めにバテて残り400で外から馬なり先頭。直線も残り200までは馬なりで、そこから追ったけど前に目標が何もないので少し反応した程度。
直線までバテずに残せる馬がいたら、もしくは直線先頭で残り300から追っていたらどうなったか。
例えるなら半兄エピファネイアのJC、これは能力を出し切った結果で性能が違うからできる。先行して中盤緩まずバテずにそのまま抜け出して楽勝。
父キングカメハメハに変わってスピードがプラス、距離は2400より2000が合う。好位から抜け出して押し切るだけの能力はある。
皐月賞は仕上げてもう一段上の脚が使えるようになっても、ペース次第で折り合いを欠くかもしれない。そこで強気に乗れるかどうか。

エアスピネル
新馬デイリー朝日杯の3戦からマイラー。スピードあり好位で乗れる。
ピッチで雨稍重馬場も好走、能力高く2000まで走れても勝ち負けはできない。
朝日杯の内容結果から、リオンディーズにはマイルでも2000でも勝てない。前で乗っても後ろで乗っても。
今年は2000以上では勝てない相手が3頭、今後も他路線から何か成長して出てくるかもしれない。
皐月賞は使うとしても、ダービーは出走するだけになる。そこでNHKマイル狙いに変えられるかどうか。
今のところ有力マイラーは後方からの差し追い込み組。好位から競馬できる強みはある。古馬になってからはマイルが基本になりそうだし、陣営というかオーナー次第。

タイセイサミット
アドマイヤエイカン
2頭とも中山でキレを活かして通用するようなタイプではない。内枠でコーナー内回り直線に入ってから追っている。上位3頭はもう伸びているので、後ろから差をつめるほどの脚はない。
持続力が活かせる他のコースでなら。強力な上位以外なら。
2頭とも常連上位厩舎。どこかまたトライアルで人気落ち狙い。


今年の3歳牡馬は、上位と、その下に差が過ぎる。下の能力が500万ぐらいなので、それに楽勝した上位が過大評価されている。

それぞれ適性範囲が狭いので、何かを原因に簡単に負けることがあると思う。

今年のクラシックは、どの馬に合う展開になるかで決まる。

ファルコンSの狙いはコレ
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2016年3月13日日曜日

中山牝馬S予想

良馬場なんだけど、水曜の雨が残る重い馬場。

先週とは違う。外差しが後方過ぎると決まらない。

好位差しが有利。


◎ルージュバック
ここまでメンバー落ちると勝たないといけない。
馬体減で結果出なかったけど、秋2戦で減らずに良くなってきた。中間見ても細くなってないし、元の能力は高いので、あとは外回しても持続力使えば差しきれる。

問題は相手。
逃げ先行が少ないけど、スピードあるのは揃ってる。前残り意識はあると思うので、小回り1800で道中動かなかったらアレなので仕方ない。

〇ハピネスダンサー
好位で乗れて遅ければ先行も。前走乗ってキレ不足なのは理解してるはず。
強気に前で、直線先頭ぐらいなら。

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前走は騎手のコース経験不足で、ラスト伸びてきていたけど後ろ過ぎた。中山なら3コーナーから◎についていくぐらいで外差し決まる。

△リーサルウェポン
前走は重馬場に距離が短い。愛知杯より斤量1増えるけど内田騎手に乗り替わりはプラス。
同じイメージで◎より先に動いて外差し決められるか。

予想は、馬連◎軸3点!

2016年3月11日金曜日

中山記念回顧

1週遅れましたが、回顧はしっかりやります。


まず中山の芝状態。

去年12月がAコース、この開催で内ラチ沿い荒れて芝が無くなり傷む。後半は外差し馬場。

1月がCコース、荒れた部分が保護されても、前開催で外が使われていたので内はすぐに荒れて、外差し馬場。

2・3月開催は、5週目までAで残りBコース。
馬場改良したのに、皐月賞のころに荒れた馬場になっては元通り。管理できなくては立場が無くなる。
内が荒れて外を使われてはダメージ大。長めに保護して柔らかくして5週は内を通ってもらわないといけない。

結果、前開催で固まっているC部分、内から6Mのほうが、保護されている内より伸びる。

スロー寄りなら前残りなんだけど、好位差しで間に合う。後方からでも外差し決まる馬場。
スローなら上がり32秒台も出ていて、柔らかく時計の出る馬場。

3週目になれば、内は固まり見た目が荒れていても下が硬いと伸びてくる。
そこから更に荒れると、また外伸びに。

毎週、しっかり馬場読みしたい。


1:45.9 (36.5-59.4-34.9)
12.6-12.0-11.9-11.6-11.3-11.6-12.0-11.1-11.8

1着ドゥラメンテ
2着アンビシャス
3着リアルスティール

逃げ馬がいないのでスロー寄りになるはずなんだけど、ノーザンFのアシストがいてペースが速くなる。
ラップを3分割すると、36.5-34.5-34.9、脚を溜める中盤が一番速くなっている。小回り中山1800で考えれば、なかなか貴重なラップに。

逃げ馬にラストインパクトが2度絡んでいるので、向正面と残り2Fで速くなっている。
緩みのない厳しいペースになれば、距離ギリギリの馬はスタミナ切れするし、能力上位で決まりやすい。

ドゥラメンテ
能力が高い、スピードがあるので、馬なりで好位。速いラップでも追走。
さすがに速いので3コーナーから抑えてたけど、前はバテて脚が無くなっていたので残り400のころには外から馬なり捲り、直線では先頭に。
骨折して長期休養明け、斤量は2.3着より2キロ重く、仕上げも8.5割ぐらいで余裕ある馬体。
それで、早めの競馬で勝ち切る強さ。同世代に負けることはないし、古馬最強なのは間違いない。
筋肉の質が違うから、スピードが段違いで、速すぎる。それで脚の負担も大きい。また故障するとしたら前脚。
こういうタイプは中距離ならで、能力が抜けてるから国内なら距離伸びても勝てそうだけど。
ダービーの直線のように、瞬発力の違いで一気に抜け出すけど、その脚が持続するわけではない。残りは他馬と同じになる。距離伸びるか、海外のような重い馬場になった時にキレは削がれるし、スタミナがどこまであるかはまだ未知。
ドバイは天候次第だけど好走可能として、疑うなら馬券発売の可能性がある凱旋門で。

アンビシャス
ここは勝ちにきた勝負仕上げだったけど、勝ち馬が強すぎて差しきれず。
去年秋に期待されて毎日王冠と天皇賞秋で人気になっていたけど、馬体が見れるなら長い直線は合わないのが解るはず。少し硬いところあるので、使える脚が長くない。なので距離も2000より1800が合う。小回り1800今回はベスト条件だった。
天皇賞秋が解りやすいと思う。直線で勝ち馬を目標に追い出したら、追いつかないし外差しに負けてイスラボニータと同じ脚に。
今回、ドゥラメンテにクビ差まで外差し決めたと見るか、勝負仕上げで休み明けの仕上がりの斤量2キロ重い馬を差しきれなかったと見るか、元の能力の違いもあるけど、評価が分かれるところ。
後方で脚をためて上がり最速だったけど、同じ乗り方をドゥラメンテがしたらどれくらいの上がりになっていたか。
過去、レースの脚を計れば、評価は変わらない。ここからもう一段上が無いと古馬重賞は勝てない。

リアルスティール
矢作厩舎らしい休み明けの緩い仕上げ。目標があると、その前は必ず使って良くなるような仕上げになる。勝負するところ以外は無理しない、調整が徹底してる。
長距離馬ではないので、菊花賞の反動はあった。レース後に好走した馬が少なく、同馬も一度緩めていて、そこから仕上げているので見た目は良くても中身は甘くなる。
内枠から好位抜け出しを狙ったんだろうけど、成績の通りで、結果も3着。
福永騎手の復帰後の掲示板成績。4.9.7.4.3、見事な2.3着の多さ。ケガの前と変わらず、影響はない。
ピッチ走法で、後脚の回転が速い。スピードがあり器用なので距離伸ばしても対応できるけど勝てない。
全兄ラングレーと全弟プロディガルサンから、どちらも馬体は少し違うけど、能力高く長い距離に対応。でもスピードあり能力あるなら一番活かせるのはマイル。
これをやると可能性を無くすことになる。5歳になって現実的な使われ方でマイル連勝したラングレー、大型で中距離向きに見えるけど、京都マイルでスピードが活かされている。
矢作調教師なら、もう使っても2000まで、ドバイターフ1800なら能力活かせる。ムーア騎手に乗り替わり。勝ったのが阪神1800と東京1800、ワンターンで直線が長い。ドバイも同じ。芝質も日本馬が好走したように似ている。
これで結果出なかったら、もう決めてが一流ではなく、2.3着で狙う馬ということだと思う。

ラストインパクト
転厩した途端に、乗り方が変わる。今まで先を考えて育ててきたことが無駄になるような競馬。
シルクは、ノーザンの3番手。もうしっかり賞金で回収してるので、これからは都合のいいように使われる。
長い距離を使われてきた馬が、1800で先行して逃げ馬と競って速いペースを演出。これで何もおかしいと思わない人は、結果でしか見ていなくて中身が解っていない。
持久力はあるから逃げるつもりでスローにはさせないで勝負するため。こう言えば、その通りっぽくなるけど。去年は夏も札幌記念使って、秋3戦して、休み明けでここ勝負はおかしい。一応JC2着馬。次走招待されればドバイシーマクラシック。ドゥラメンテと同じレース。
早め早めで直線先頭から押し切ろうとしたけど瞬発力はないので伸びない。JC2着は内が開いたのと騎手が誰だったか見れば納得できる。
世代が弱かったので4歳時は重賞勝てたけど、現6歳、着順前後にフルーキー、レッドレイヴン、ロゴタイプ。これでこの馬の能力も解ると思う。
今年は、厳しい競馬が続くと思う。

イスラボニータ
仕上がりが早くて2歳新馬は6月。3歳は同世代で好走。秋に古馬相手で通用せず、勝負の4歳は脚元の問題で春はダメ、秋がラスト勝負も3連続3着。
厩舎が厩舎なので、今後も期待できない。好走すればドバイだったけど、その気もない仕上げ。
この血統でG1馬になれたので、もう無理はしないでしょう。
着狙いの騎乗なら重賞掲示板は可能。社台からの依頼でG1使われそうだけど、マイルなら押さえ程度に。


前に、凱旋門の前哨戦みたいな扱いでハイペースになった札幌記念があったけど、これも似たようなもので、競馬は作れるってこと。
それも理解して予想するしかない。

中日新聞杯の狙いはコレ
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2016年3月6日日曜日

弥生賞予想

雨はほとんど降らないとして、良馬場で想定。

芝は、外差しが決まる馬場。


◎リオンディーズ
これはマイラーではないので2000のほうが競馬はしやすい。
先週のドゥラメンテのように、好位差しで、直線押し切れる。
休み明けで、皐月賞ダービーが目標だけど、ここも負けられないと思う。
半兄エピファネイアはシンボリクリスエス産駒で成長遅かったけど、キングカメハメハに変わってこちらは3歳が勝負。
ダービーまで勝ち負け期待。

1強で、他は適性がそれぞれ狭い。スローペースで瞬発力勝負なら上位人気3頭で堅いだろうけど。
ここは持続力で少し狙ってみる。

〇タイセイサミット
前走のような展開が合う。瞬発力はないので、スロー上がり勝負の東スポ、マイルの朝日杯は合わない。
スローペースになったら掲示板外、他力になるけど道中緩まず上がりがかかる展開なら。


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前走は直線流してる。追ってないので疲労はない。
前々走は、内で追い出し遅れ、前が空いて追ったらラストまで良く伸びている。
好走した時は、捲って直線で先頭に並ぶぐらい。
この枠なら、内でロスなく回って、4コーナーで間を割れるか、進路が開けば、展開がハマれば2着の可能性はある。


予想は、スロー瞬発力なら諦めるとして。

馬連ワイド◎軸流し4点勝負!