2013年9月29日日曜日

セントウルS回顧

1:07.5 (33.8-33.7)
12.0-10.9-10.9-11.0-10.9-11.8

1着ハクサンムーン
2着ロードカナロア
3着ドリームバレンチノ


馬連1点で的中。
2頭が抜けていて、馬連240円は高いと思います。150円ぐらいに被ってもよかったぐらいの力差。

展開は、初めと終わりが12秒で中が11秒の平均ペース。
去年は33.2-34.1で1:07.3、前に厳しく差しが決まったレース。
今年は33.8-33.7で1:07.5、前が楽で差すのは厳しいレース。

G1で勝ち負けできるような馬なら、逃げ切りできて当然の結果。
ロードカナロアを負かしたから凄く強いとは、まだまだ言えないトライアルレース。


ハクサンムーン
まず、この馬のスプリント能力・スピードが高いのは、三歳時の出石特別で現れる。この時は高速馬場とはいえ速い時計で勝っていたトーホウアマポーラに注目が集まった一戦。
それを34.0-33.8で1:07.8、逃げて楽勝。3歳春の時点で重賞級の走り。次走アイビスSDではパドトロワとエーシン2頭の重賞勝ち馬相手の4着。いきなり勝ちきるほど甘くないメンバーだったが、これは経験の問題とも言える。1000万と重賞ではスタート後や道中の他馬からうける圧が違う。初重賞で消えるのは仕方ない面もある。
その後の成績でハッキリしているのが、速いペース33.1ぐらいや他の逃げ馬に絡まれて更に速くなったりすると簡単に消えている。目安は33.5辺りのようで、仕上げの違いはあったとしてもメンバー次第で消える可能性が図れるということか。
中京での2戦は、どちらも勝ち時計は8秒台と重めで力を必要とする馬場なのが解る。どちらもラップは後傾でハクサンムーンは得意なレースなのに勝ちきれない。高松宮記念3着は強い内容だが、ここに限界が見える。

ロードカナロア
休み明けで、斤量差が2、去年よりは状態が良くても仕上げは甘かった。
ここを勝ちにきた馬と、次が目標の馬の差。
岩田騎手も楽に捕まえられる感覚で乗っていたはず、これで次走はしっかり捕えにいくでしょう。
安田記念使うためにマイル使用にしたのを、もう一度スプリントに戻すレースでもあり。これだけ走れれば十分だったと思う。

ドリームバレンチノ
休み明けは走らない馬。もうG1を目標にして仕上げているので、ある程度の差し脚は見れて問題ないと思う。

これで少しでもハクサンムーンに人気が集まれば面白くなる。