2013年11月22日金曜日

天皇賞秋回顧

一か月遅れての回顧になります。

1:57.5 (35.0-58.4-35.3)
12.6-11.3-11.1-11.5-11.9-11.9-11.9-11.6-11.5-12.2

1着ジャスタウェイ
2着ジェンティルドンナ
3着エイシンフラッシュ

予想は馬連3点、三連複18点。結果は馬連1190円、三連複1400円。
21点で2590円、回収率123%。
馬連のみなら高回収率、三連複だけならトリガミ。
買い方の選択は、年間収支に影響する。


まず、複数有力馬の回避によってメンバーがかなり低レベルだったことはハッキリしておきたい。
4番人気が2000に実績のない3歳馬コディーノだったということ。
17頭立てとフルゲートにならないし、オープン勝ちしかないレインスティックでも出走可能。


展開は、スタート後の1Fは東京2000コース形態が特殊なためゆっくり入るも、その後は息の入らないラップが続く、道中12秒台が一度もないので、能力の高い馬のみ上位にこれる。
前後半は58.4-59.1、前傾で逃げ先行馬には厳しいレースに。


ジャスタウェイ
逃げ馬からだいたい道中1.5秒ぐらいの差で追走しているので前後半59.9-58.6ぐらいの目安。後傾で走れば必ず上がりの脚を発揮できる。
騎手との相性がハッキリしていて、福永、柴田善騎手のように柔らかく乗って脚をためて直線勝負すると強い。去年の天皇賞秋は内田騎手が先行して脚を使って6着1:57.8、持ち味を活かせればこれぐらい速く走れることは証明済み。その後のレースも好位で乗ったりして馬のリズムを崩し好走できないレースが続く。
毎日王冠では、二年連続2着、それぞれペースは違う別なレースだが、脚をためてどちらにも対応。これも持ってる能力が高くないとできない。
ハーツクライ産駒の良さを引き出せば、産駒で活躍できる馬は増えてきそう。
これで同世代のフェノーメノ級に並んだと思います。
距離は2400となると、まだ未知数で、直線は長いコースが合う。
持続力では、かなり高いレベルあり、来年は安田記念、天皇賞秋、ジャパンカップ目標とかなったら面白そう。
マイルも中距離も手薄なメンバーなので、来年も期待したい。

ジェンティルドンナ
負けて強し。この流れを2.3番手で先行して、さらに直線でもう一伸びしたら軽くレコードタイム更新で最強馬に。もう少し抑えて数頭後ろで追走していれば、このメンバーでは軽く勝てたはず。
宝塚記念に関しては、馬場と海外帰りの調整も敗因になるけど、今回は完全に騎手のミスなので、ジャパンカップでの乗り替わりは仕方ないかもしれない。
連勝中の逃げ馬さえ差せば勝てると思い完全にマーク。展開無視の騎乗では能力が高くても勝てない。先行したため、他有力馬の目標になるし。
これで、かかる馬になってしまい、連敗でリズムも崩す。牝馬は注意が必要。
三歳牝馬三冠に関しては世代レベルが低かったということ。去年のジャパンカップは斤量と展開がハマった感じは少しあった。
ドバイで強豪相手に2着、これで能力の高さを確認できたが、宝塚記念を勝てば凱旋門とか言われてたし、状態は戻ってなかったが無理をした反動は少しあると思う。
上がりの競馬では瞬発力もあり対応できるが、持続力では牡馬の一流とは同等かもしれない。
ジャパンカップもメンバー揃わず人気は被りそうだけど、展開次第では買い方に工夫を。
今年は3戦しかしていないが、それぞれ消耗が大きいレースなので、パドック注意。

エイシンフラッシュ
内で脚をためて、直線の追い出しが遅れたため3着にこれたともいえる。
上がり3Fなら脚はある。2Fなら勝ち負けに加われる。
2400になると、直線の脚が劣る。ダービーは稀な上がり3Fの競馬だったので勝てた。
ジャパンカップは前半がスローでも、上がり4Fの競馬になる。勝てるイメージはない、着狙いなら3着あるかどうか。
着外で人気落ちて、有馬記念で狙ったほうが良さそう。

アンコイルド
先行して残したので、強く見えるが、これが精一杯な感じはある。
血統的にG1では足りないかも。高速馬場になると上がり勝負は向かないタイプ。
適鞍で勝負したい。

コディーノ
この結果を見て、もうマイル一本で勝負してほしい。
G1勝ちを狙うなら、安田記念かなと思う。

トウケイヘイロー
元々、距離に不安はあった馬。やるだけやってみた感じがする逃げ方。
この馬の限界が、このラップなので。今後の参考にはなったと思う。

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