2013年11月30日土曜日

ジャパンカップ回顧

2:26.1 (37.0-62.4-58.1-34.1)
12.8-11.4-12.8-12.8-12.6-12.8-12.8-12.4-11.6-11.1-11.1-11.9

1着ジェンティルドンナ
2着デニムアンドルビー
3着トーセンジョーダン


予想はハズレ。
読みの方向は当たっていたが、3点では少なかったですね。


展開は、超スローからの上がり4F勝負なんだけど、これだけ遅くて直線だけの瞬発力勝負になると実際は3F勝負に。

ジェンティルドンナ
少し直線で抜け出すのは早かったけど、勝ち切るんだから強い。
こういう展開だと目標になって一瞬のキレで差されたりすることもある。
パドックでは、一度使った効果あり、トモの張りや踏み込みは天皇賞秋よりも良く見せる。
もう少し流れていれば力通りに決まり着差も拡がったでしょう。
来年のドバイが楽しみです。

デニムアンドルビー
スローの上がり勝負になったときの斤量差は大きい。
斤量53、得意な直線勝負の展開、直線では前が開いていなく追い出しが坂上まで待てたこと。
色々とハマった2着で、2400で速い流れ時計もジャパンカップレベルなら3秒は速くなる。直線が長いコースは合うが距離には注意が必要。これで人気集まるようなら今後は要注意。

トーセンジョーダン
状態と蹄さえ良ければ、4F持続力勝負には強い。
2番手で先行していたため、この馬は瞬発力よりゴールまで残す持続力が問われた展開。
もう7歳なので、これがベスト条件で買えたラストだったかもしれない。
展開次第で、その馬に合った乗り方をする良い例だったと思います。

エイシンフラッシュ
逃げて自滅。1コーナーで無理にでも控えていれば違う結果になった。
トーセンジョーダンを逃げしていれば、内ラチ沿いで脚を溜められる得意な展開に。
直線の脚の使い方なら理解している騎手なので、勝ち負けできた可能性は高い。
有馬記念で引退。秋4戦目で、状態が良くなる可能性は低く、故障しないように中間も調整するはず。もったいない1戦でした。

アドマイヤラクティ
確実に力をつけている。
道中は内ラチ沿い4番手で、外にも出せず追い出しが遅れる。
直線は内が開いたので、ラストまで真っ直ぐ追うことができた。まだ脚に余力あり。中団から持続力を使えていたら勝ち負けできたかもしれない。
距離は長いほうがいい。来年も期待したい。

ルルーシュ
道中が緩む得意な展開だっただけに、消極的な騎乗はもったいない。
折り合いを気にして控えたみたいだけど、外国人騎手なら流れに乗りながら押えられる。この差は大きい。
横山典騎手なら、どう乗っていたか。騎手は選ぶ馬ですね。
能力は、去年のアルゼンチン共和国杯の通り。あとは、厩舎の仕上げと騎手が揃えば。

ゴールドシップ
気持ちがどうのと言われてるけど、状態が良くなかったらどんなに強い馬でも走らない。
トモの筋肉締りや踏み込みは、宝塚記念と比べるとかなり落ちる。この仕上げではG1は勝てない。京都大賞典で無理した反動でもあったのかという感じ。
有馬記念も同じ状態なら消せる。
上がりの競馬が苦手なのは解っていて、逃げ馬がいなくスロー寄りになる可能性は高く、何故これだけ人気になったのかは謎。
東京・京都が苦手というより、高速馬場になったコースが苦手。どのコースでも上がりがかかる馬場状態なら、他馬が苦にする分だけ有利になる。
宝塚記念の馬場がイイ例だと思います。上がり35秒台ならG1級ということ。
有馬記念ではどんな馬場になるかで買いか判断。

予想としては、東京コース実績、外枠軽視、外国人騎手狙い。
狙い方は間違ってはいないので、開催替わりで中山阪神中京で一気に稼ぎたい。

ジャパンカップダートはコレ
人気ブログランキングへ