2012年9月7日金曜日

新潟記念回顧

1:57.6 (35.8-60.4-33.1)
12.8-11.2-11.8-12.1-12.5-12.4-11.7-10.9-10.3-11.9

1着トランスワープ
2着タッチミーノット
3着アスカクリチャン

予想は、馬連万馬券的中!

読みどおり、勝ったのは社台系のトランスワープ。
これで、サマー2000優勝のボーナス賞金も入る。1歳馬募集のイイ宣伝に。

展開は、前半35.8-60.4の後半57.2-33.1
これを見ても、直線の上がり勝負なのが解る。

こうなると、前半の位置取りが大事になってきて、単純に直線で速い上がりが使える馬が有利とはならない。隊列がスローなら一団の競馬になり、後ろにいたら直線で前が開かなく外に出さないといけないロスが大きくなる。

勝ったトランスワープは、1枠から道中内ラチ沿いで折り合い、直線で外に出す。
すぐに前が開いたわけではないので、追い出したのはラスト200、ちょうどラップが落ちたところで。
映像で見ると、1頭だけ違う脚で差し切ったように見える。

前走の函館記念勝ちで、洋芝巧者的なイメージがついたのか重賞勝ったのに人気にならず。
準オープンの東京2000では、スローの競馬を上がり33.6で勝っている。けして小回り向きな馬ではなく、しっかり上がりの競馬にも対応できるのは解っていたこと。

勝てばサマー2000優勝もかかり、きっちり仕上がり、重賞勝ちで馬も変わり、プラス12の馬体重も戻っただけで、状態は万全。展開もハマり完勝。

ただ、今後はせん馬の7歳でクラブ馬、重賞も2つ勝ち、相手は夏のG3で低レベル。
秋競馬は有力馬も揃い、通用するか疑問。夏の連戦での疲労に、次走要注意。


2着タッチミーノット
去年が小差の4着で、今年は騎手が大幅に上がり、勝負仕上げ。
重賞で力が少し足りないのは解っているはずで、得意条件での好走が続くと予想します。
合わない条件では頭数合わせで消し候補。
次走は反動に気をつけてパドックは要注意。

3着アスカクリチャン
新潟は得意も2000は少し長い。七夕賞を勝ったことでサマー2000を目標のローテになる。
去年の新潟マイルのイメージは強く、直線の長いと抜け出せる脚はない。

1番人気7着のトーセンラー
夏の連戦は厳しい、休み無く月1で使われていて、ここを仕上げて使ったら終わっていたでしょう。
馬体重プラス8で過去最高。これは中間緩めたからで、調教師の好判断だと思う。
まだ4歳で素質はかなり高く、重賞いくつか勝てる力はある。
ローテと状態に注意しつつ、適条件に使ってきたときが買い。


夏競馬を良い形で締めくくれました。
中山開催に向けてモチベも上がってきて、このまま好調を維持してG1まで。
開催替わりの開幕週なので、今週は休み明けの馬など要注意。


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