2013年6月7日金曜日

安田記念回顧

1:31.5 (33.9-57.0-34.5)
12.0-10.7-11.2-11.4-11.7-11.5-11.3-11.7

1着ロードカナロア
2着ショウナンマイティ
3着ダノンシャーク

予想は、ロードカナロアに完敗でした。
馬体は横比較で、マイルは問題ないのは解ったけども、スムーズに折り合い、ここまで速い時計に対応できるとは思えず、これは絶対能力が抜けているということ。
マイル路線は主役不在で、混戦だったことを考えると、他路線から能力高い馬がきて、距離が問題なければ走れて勝ち負けできてしまう。
京都マイルのほうが競馬はしやすいだろうし、香港マイルも勝ってしまうかもしれない。
これでマイルまで意識した仕上げになっていくと思うので、逆に、野芝の中山1200でキレ重視の競馬になったときにどう対応するのかも見てみたい。
状態落ちてこない限り、この馬の馬券外は考えないほうがいいですね。まだ馬券外になっていなく人気オッズはどんどん被り妙味はない。穴党なら毎回消して一発狙うのもアリだとは思います。

ショウナンマイティ
今年は、ペースが去年のようなハイペースまでならない可能性もあったので、これを軸では狙いにくかった。速いペースで折り合いは楽になり、内で脚を溜めながら、直線は外差し。
上手く乗って勝ちきれない辺りが、この馬らしい感じはする。まだ4勝馬、2着は5回。これは追い込み馬なので、展開次第で左右されてしまうことが多いため。
溜めないと得意な脚は使えないし、捲って差し切るほどの脚もないし。
宝塚記念は出走せず、秋は天皇賞秋からマイルCSかと思いますが。人気にはなるので、軸というよりは相手で必ず押え必須。

ダノンシャーク
これはCデムーロ騎手の好騎乗。スタート決めて、内に入れてロードカナロアの後ろでマーク。直線も追い出し我慢しているし、馬なりで外に出して、追っているところで馬体をぶつけられていたけども。これがなければ勝っていたとは思えない。マークして展開ハマっての好走とみたい。
外国人騎手が乗ったときは馬券外になってないのも覚えておきたい。仕上げが違う場合がある。

ダークシャドウ
騎手のコメントからもう少し溜めて差し競馬をするのかと思ったら、また好位からの競馬。
先着された馬は全て後ろ。能力の高さは証明しましたが、乗り方次第でもっと上があった馬。
騎手が合ってないので、しっかり差し競馬ができる騎手に乗り替わりが狙い目。

ヴィルシーナ
せっかくシルポートだけ暴走して、離れた後ろで先頭を走っていたのに前を追いかけるミス。今年のウィリアムズ騎手は三流のラップ感覚で、全て流れと逆で騎乗しています。
4コーナーの追い方は、前を捕まえにいく逃げ残りをさせないような感じ。ちゃんとシルポートを把握しているのかと思っていたら違ったようで。関係なくヴィルシーナの競馬をしていたら上位は全く違う着順に。この馬には内田騎手が合いますね。

グランプリボス
これは内田騎手のミス。折り合い欠いたなんて言い訳でしかない。もっと酷かったダービーのエピファネイアはしっかり2着。直線待って外に進路とるだけで違う結果です。
道中同じ位置にいたサクラゴスペルは内に拘り開くのを待って5着。
直線では後ろにいたマイネイサベルは内に避けてくれた感じになって前が開いて4着。
パトロールで見れば解りますが前にいたロードカナロアが外に斜行したため、完全に前が開くことになり真っ直ぐ追えるようになる、追えば長く脚を使えるためロードカナロアの内から馬体を併せにいけたかもしれない。上位2頭が強いとしても3着はあったと思います。一つの判断ミスで全く違う結果に。前走は東京で乗るために騎乗断っているし、安田記念でミスはするし、矢作調教師を前にしたら立場ないですね。
これで人気落ちれば、次走は内田騎手なら狙いです。

カレンブラックヒル
今年は去年のようにハイペースにはならないと考え狙ってみるも、ヴィルシーナが前を追いかけてしまったため4コーナーで終。馬体は前走と変わらずで上昇せず、まだ去年の出来になく、直線は無理しなかったのでこの着順。
まだ天皇賞秋の疲労が残っているのか、ダートが余計だったか、このまま終わるとは思わないので、これで人気落ちれば、状態復活に期待です。買いはパドックで判断。

マイルが主戦以外で決まり、改めてマイル路線の層は厚くないのが解ったので、マイル重賞は的中より回収を狙っていこうと思います。