2014年6月13日金曜日

安田記念回顧

土曜の大雨で水溜まりに芝が跳ぶ馬場から、少しは回復するかと思ったけど、日曜も雨。
内側が一気に荒れて芝が剥げてなくなり色が変わる。

内側は空けて乗っていたのが、午後はあまり降らず、水捌けがいい東京芝は内から乾く。
安田記念が行われた時点では、ダノンシャークが通った部分から内外で差はできていた。

レースは、馬場を考えればハイペース。3Fが35.1で5Fが59.1、上がり3F37.7で勝ち時計は1:36.8

先週までの時計で見ると、ハイペースなら32秒台が軽く出る馬場で4秒ぐらい遅いかな。

展開は前が厳しかったと思うけど、それぞれ馬場適性と通ったコースが違うので判断は難しい。

一つだけハッキリ言えるのは勝ったジャスタウェイは抜けて強いということ。
不良はかなり苦手、しっかり踏み込めないから持続力が発揮できない。
グランプリボスがラスト外によれた分だけ、差をつめられて交わせたけど、不良馬場ではなかなか見れない。
次走は宝塚記念回避、秋は天皇賞連覇が目標だったみたいだけど、凱旋門の話が。遠征費用を誰がどれだけ負担するのかってことですね。個人で全て出すのは無理がある。結果が出るか解らないのに名誉だけで動くことはないと思う。
種牡馬価値を考えると、まずケガ無し、距離適性まで見たらジャパンカップ挑戦してほしい。

2着グランプリボス。去年は騎手のミスで敗因はしっかりしている。秋も同じ、マイルCSよりも安田記念のラップとコースが合う馬。NHKマイル勝ち馬でもあり、一昨年2着、去年はミス、今年が2着。馬場もラップも違うことを考えると、東京マイル最強馬?安田記念1勝もできなかったんだけども。
今回は休み明け、骨折明け、状態は過去G1に出走したレベルと比べて悪い。
三浦騎手が上手く乗ったけど、不良馬場は苦手なほう。
やっぱり東京マイルで凄い強いってのが結論になる。それぞれ合うコース距離はあるけど、こういうのは買っておかないとってことですね。
ここまで馬場悪くなると全馬同じ、時計が遅くなったのも良かったのかもしれない。状態よくなくて時計勝負になった時は直線限界になる。

ショウナンマイティ。後ろで乗って、直線内差ししてラストまで追ったので3着。
その代償が骨折。状態は上がってきていて、次走で狙えるんじゃないかという感じ。
無理して追う意味がわからない、結果的に故障しているからではなく、不良馬場は反動が凄い。勝ち負けしていて競っていたわけではないのに。
こういうのが騎手次第で故障することもある例だと思う。

ダノンシャーク
逃げ馬の後ろで、直線も上手く馬場のイイところを走る。
これが不良馬場の前残りを考えた騎乗だと思う。しっかり追われているから反動が凄そう。
秋初戦は注意したい。l

ワールドエース
騎手コメントのとおり、良馬場だったらどうなっていたか。大外は伸びないなか5着まで上げてきている。脚元が心配だけど、無理はしていないので反動は少ないと思う。
秋に期待したい。能力的にはG1勝ち負けレベル。天皇賞秋で狙いたい。

フィエロ
イレコミ気味だったし、出遅れてるし、まだまだこれからの馬。
賞金加算してマイルCSで狙いたい。秋初戦から注意。

ミッキーアイル
かなり速いペースで逃げたのもあるけど、不良馬場はかなり苦手と思う。
細身のスピードタイプ。能力活かすなら良馬場の時計勝負。

他、それぞれ色々とあるけども、この馬場では判断しないでおく。

雨上がりの回復馬場は、騎手がどこを通るか解らないし、見が妥当ですね。

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