2014年8月29日金曜日

札幌記念回顧

1:59.1 (34.9-58.4-60.7-36.3)
12.6-10.7-11.6-11.6-11.9-12.1-12.3-12.3-12.0-12.0

1着ハープスター
2着ゴールドシップ
3着ホエールキャプチャ


まず、前後半5Fで見ると、58.4-60.7で2.3秒差。前傾で逃げ先行は、まず残せない。
札幌洋芝で見ると、暴走逃げとも言える。

トウケイヘイローが過去ハイペースで逃げたのは
天皇賞秋、東京2000で58.4
函館記念、函館2000で58.8

札幌記念、札幌2000で58.4、状態考えれば完全にレースを作っただけ残す気はないと断言できる。
天皇賞秋と同じ感じ、馬場を考えれば、あの時より速いペース。
これで、何もないって、言えないですよね。

日本はパート1国になってから、札幌記念をG1に格上げするには過去数年のレーティング実績が必要。最低でも勝ち馬117ぐらいないと。
今年はハープスター121、ゴールドシップ119、来年もこれぐらい演出してくるってことですかね。

117レベルG1馬が来年も出走してくるなら、素直に単固定でいいんじゃないでしょうか。

こういう盛り上げ方なら、単純に2頭が強い、凄いと、報道できるし、凱旋門も大きく取り上げられる。
札幌改修費も稼がないといけないし、なんとしても入場者数を減らさないようにしないといけないし、これから何でもしてくるんじゃないかなと思います。


ハープスター
元々能力は世代ナンバーワン。牡馬相手でも一番だと思ってる。脚質から条件は限定されるけど。
能力が高い追い込み馬って、展開次第で能力を出し切らずに終わることがある。
例えば、あと100あれば差しきっていたとか、ゴール前の脚は一番速いとか、余力を残して終わる。
予想で消したのは、展開から。4F5Fで12秒切るほどハイペースになるとは思わなかった。この展開なら楽勝できる。
ある程度縦長になれば、コーナーで大外回って距離ロスはない、逃げ番手がバテるので壁になり、その後ろは前がつまる。それを外から楽に捲れる。
札幌芝コースはコーナーのRが緩くて走りやすい回りやすいんだけど、速くしようとすると上手く回れてない、直線はラストまでしっかり伸びている。
今回は、トップスピードに入らずに勝った感じ。
これで少しは認めてもらえればいいけど、マイル馬ではない。
オークスの時に少し書いたけど、今までにないディープインパクト産駒の馬体で、距離は2400まで問題ないと見ています。
斤量差あるし、天皇賞秋、ジャパンカップは勝てると思う。逆に秋華賞だとレースレベル下がって負けることもあり得る。
凱旋門は、雨で馬場が重くなったら厳しくなるし、馬主がやる気でも厩舎はどう馬体つくるか。今年は外国馬が揃っていると思うし、まだ3歳牝馬、無理しないでほしいですね。
帰国後の予定が気になります。

ゴールドシップ
宝塚記念で先行できたから、横山典騎手なら今回も先行するみたいなのどこかで見たけど。これだけラップが有名になってそれはない。。
宝塚記念、12.9-11.6で2F24.5
札幌記念、12.6-10.7で2F23.3
まず1.2秒もペースが速くなり、3F目で動いたら脚をためる区間が無くなるのであり得ない。逃げ先行馬がハッキリしていて、好位が取れることはないと予想できる。
後ろから外を捲ればいいんだけど、2000で後半もある程度スピードが必要になると大外回してキレ負けの可能性もあり、動いていかない可能性もあり、競馬は何があるか解らないのでこちらも予想で消してみた。
中盤緩まなかったことで、追走がやっとだったけど。3コーナーからは前が失速していくので大外捲りが決まる。
コーナーでハープスターに詰め寄ったけど、直線で離されたのが脚質の違い。
この2頭はコースと距離で勝ち負けが入れ替わりそう。
凱旋門、スタミナあるし、重い馬場も得意だし、持続力はあるし、スローの上がり勝負だとキレ負けするので、展開次第で外から動いてほしい。一番期待しています。

ホエールキャプチャ
345着は4コーナーの進路取りの差なので、蛯名騎手が上手く乗っての3着。
まず、ポイントは2コーナーで引っ張って控えたこと。スタートいいのでスピードあるし楽に追走してしまう。この辺りはベテラン小回りコースが得意なペース読み。3コーナーではナカヤマナイトが落ちてきて外はハープスターに捲られ進路なし。ここでも控えて内を追走。4コーナーでは45着馬を前に見ながら、開いてる外に進路取り、スムーズに回れたので加速もついている。
ハイペースを道中2回控えて脚をためて、直線に加速した状態で入る。あとは内2頭を差しきって3着。
2頭を抜いて、他で別レースをしたと見ると。
定量戦は斤量差がないので、能力が上の馬ほど有利。G1勝てる能力があるほど有利。
ある程度速いペースで、全馬が力を出せるレースになった場合。
ヴィクトリアマイルを勝った後は、使えるレースが少なくなる。これはG1勝った全牝馬に言えること。牡馬とやり合える力があれば済むけど、そういうわけにもいかないのがほとんど。
府中牝馬はまだ1キロ差で済むので展開ハマれば勝てる。
東京新聞杯は、雪順延、再輸送の関西馬不利。
どこで仕上げて使ってくるか、これはパドックでしか判断できない。これぐらいの馬なら追い切り動くので。こういうタイプをここで3着予想は難しいですね。

ラブイズブーシェ
内ラチを頼りたい馬。11番枠からスタート後はどんどん内に進路取り、1コーナーでは内ラチをキープ。
4コーナーまでは上手くいった、けど。そこからハイペースのため前が失速して大きな壁になりつまる。
直線で外に出せたころには遅くて、そこから残り150で再加速できるキレ脚はない。
馬体から2000は少し短いと思うけど、洋芝でスタミナが必要なレースになればこなせる。前走の函館記念は、少し出負けから内はつまるので外を捲る。メンバーが低いので出来たこと。
このメンバーで力勝負だと2500ほしいですね。それでゴールドシップの少し後ろだと思います。
4コーナーから直線を見れば、これが3番手評価。
馬体減ってピーク越えなので、放牧して馬体戻して、アルゼンチンから有馬記念なら買います。

エアソミュール
345着の3頭の中で一番前で先に動いたことを考えれば、小回り2000なら上かもしれない。
重い馬場は持ち味のキレが活きない、前傾で追いかけるよりは平均を好位から押し切るのが合うと思う。
もう一段上があるなら、G2勝てるレベル。まだ、何か持っているように感じる。

タマモベストプレイ
能力高いんだから、いいかげん適距離で使うべき。1600か1800なら買う。

ロゴタイプ
中間追い切りから、ある程度勝負なのかと思ったけど。パドック見たらダービー後で状態良くなかった去年よりはマシだけど、スプリングSと皐月賞の良かった時と比べるとまだまだ。
ラップ無視の番手競馬をしたので、今回は直線で止まったけども。控えて乗ってれば、このペースでも3着あったと思う。
もちろん、平均を好位から抜け出すのは得意。
スピードあるので、活かすならマイルまで見てほしい。2000になると展開と乗り方次第。
これで人気落ちるなら、次走も狙う。

ナカヤマナイト
中山の時だけ押さえる。馬体増えたので、このまま維持してほしい。あとは調整次第。
どこかで最後に賞金稼ぎにくるか要注意。

ルルーシュ、スーパームーン、アドマイヤフライト、ナカヤマナイトも
適条件じゃなく、大馬主の馬が出走してきて、追い切りも軽い場合は、上からの出馬要請に答えたか。来場するので要請したか。
こういう外枠の馬は、まず先に消せる。

暴走トウケイヘイロー
天皇賞秋に出走して、またレースレベル上げる役割になるのか。それともマイルに戻してスピード活かしてくるか。
どこに使うかで買いか判断したい。


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