2016年2月6日土曜日

根岸S回顧

1:22.0 (34.6-35.6)
12.4-10.9-11.3-11.8-11.9-11.5-12.2


1着モーニン
2着タールタン
3着グレープブランデー


重から稍重に回復して、走りやすく時計も出やすい馬場に。

ラップと隊列、結果から、ある程度前に行っても、そのまま残せる。後方待機のアンズチャン以外は。

モーニン
勝たないとフェブラリーSに出走できなかったので、休み明けでもしっかり仕上げてきた。さすがノーザンFといった感じ。先週のディサイファのように、冬場でここまで状態いい馬は迷わず買いのレベル。
今回の結果から、前走は結果的に脚を余して負けたことになっていて、騎乗に不満な陣営の判断で戸崎騎手に乗り替わりになった。
1000万が阪神1400を番手から抜け出して残す。1600万が東京マイルを先行して直線で射程圏内に馬なりで並び、そこから残り300追って残す。武蔵野Sは控えて、直線で前と距離があり追い出し遅れてラスト4着馬と同じ脚に。
勝ち方が、番手か先行して、直線で先頭に並び、馬なりから抜け出して追って残す形。
外国産馬で瞬発力はなく、前傾を早めに抜け出し、これは他馬に脚を使わせる形、それで残す。
筋肉増えて馬体増でパワー増す、不良で差し決まる馬場になったら未知だけど、良か稍重なら、勝ちパターンの騎乗すれば残せる。フェブラリーSには逃げ馬がいるので直線の目標もある。間隔も短く一気に状態落ちることはないと思うので、フェブラリーSでは消せなくなった。

タールタン
東京1400巧者。持ち時計もあり。6歳で結果出していたのが、去年ダメだったのは騎手の問題。
前走勝った状態維持して、ルメール騎手に乗り替わり。東京が一番合う騎手なので、流れに合わせて直線でしっかり追ってくる。
重で21秒台を出せる能力はあり。こういう前傾の時計勝負が合う。6歳時に1400好走から武蔵野Sで惨敗したように、距離マイルは長い。
差してきて2着で、距離伸びてフェブラリーSで差しきれる。ようなことはないと思う。

グレープブランデー
これも瞬発力というよりは前傾の時計勝負で好位差しできるタイプ。
能力はG1級、スローペースだと伸びを欠いているように見えてバテているわけではない。
勝ち馬との斤量差は3キロ、直線伸びに多少に影響あり。
8歳でもまだまだ走れる馬体。このままヴェロン騎手が騎乗するだろうし、フェブラリーSで内枠に入るようなら買い。

タガノトネール
1400がベストなんだけど、南部杯と武蔵野Sでマイル2着になったので、次走フェブラリーSを目標にした休み明けの仕上げ。マイナス2の馬体減は緩めで輸送したから。
マイルで勝ち切る能力は無いと思うけど、次走はしっかり仕上げてくるでしょう。
G1は厩舎も大事になるので、ここから一気に勝ち負けできる状態に仕上げてくるとは思えず、消し予定。

アンズチャン
ここまで前傾で時計で速くなると、これが限界。
ダート重賞で、牝馬が牡馬相手に通用するのは持久力寄りでは不可能で、スローペースの瞬発力勝負。スピードなら対抗できてもスタミナでは勝てない。
このメンバーで勝ち負けできる展開は、中盤で緩んでスローになって隊列短く直線で外差しがハマるパターンのみ。

上位5頭の結果から、前傾の時計勝負で適性の差が出たレース。
G1では緩まない厳しい展開になったときに耐えられる能力が必要。

他馬も、それぞれ特徴がハッキリしていて、今回はこういう展開になり状態も含めて上位3頭が順当な結果と言える。

フェブラリーSも逃げ馬を楽に行かせるかの展開次第になる。

適性を間違えずに絞って勝負。



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