2016年2月20日土曜日

共同通信杯回顧

1:47.4 (35.8-60.0-35.6)
12.7-11.3-11.8-12.1-12.1-11.8-11.5-11.8-12.3

1着ディーマジェスティ
2着イモータル
3着メートルダール


雨の残る稍重馬場。
回復していくと内が伸びるのが東京芝。

元々、今開催は内伸び馬場。
ラップが道中緩まず、脚がたまらない流れ。こうなると外回した馬は距離ロスがデカい。

内で脚をためた組、前で粘れる組が有利で、後方から外差しは能力高くないと無理。


ディーマジェスティ
ホープフルを取消で評価が難しかった。新馬と未勝利2着は決め手不足。未勝利勝ちがマウントロブソンを差しきり。能力は高い。未勝利勝ちでも500万の馬ではない。
ディープ産駒だけど、母父ブライアンズタイムで一流のキレはなく、これが決め手不足に。
今回は、稍重馬場に、内でロスなく脚をためられたのがプラスに。
逃げたのが大野騎手なので、蛯名騎手はペース解っていただろうし。。
良馬場だったら、また違った結果になったと思う。これで皐月賞も勝ち負けできるとは思えない。また雨降って重馬場になったらで。

イモータル
左回りが合うというよりは、マイルが短くて脚を余していただけ。
持続力は高いので、キレが必要ない、道中緩まず上がりがかかる展開が合う。
賞金加算が絶対だったので、好位から積極的に乗った結果。
サウジRCのように後ろからだと勝ち負け微妙だった。同じマンハッタンカフェ産駒のルージュバックと似てる感じ。キレより持続力。

メートルダール
ルメール騎手はミスした時に正直に話す。ハートレーをマークして追い込みになって、外差しで一気に伸びてきたけど賞金加算できず。
皐月賞出走のために勝負仕上げできたけど、惜しい3着続きで、運がないとしか。。
何かが足りないのがゼンノロブロイ産駒とも言えるけど。
これで弥生賞だと状態維持はできないだろうし、間隔空けてダービー目標にして、青葉賞なら買い。ミスした時のルメール騎手はまた乗ってくれるので、確実に賞金加算できるところなら買い。

リスペクトアース
スロー逃げの上がり勝負で新馬勝ちと京都2歳2着。それが乗り替わりで、この逃げ方。
どう考えてもおかしいでしょう。大型馬で、他に逃げ馬いなく、伸びるところを選んで走れる。

大野騎手は、蛯名騎手が有力馬に乗っているときアシストする。何度かこれでハズレたことがあるので要注意!

スマートオーディン
道中かかったのもあるけど、馬体増のように賞金足りてるから中身が緩い。
見た目の筋肉でパドック評価してる人が多いけど、中身がしっかりしないと太めで上手く使えない。
東スポ2歳の印象が強いから人気なっていたけど、スロー上がり勝負でハマっただけ。メンバーも弱くて、その後、活躍している馬がいない。
キレがあるのは解ったけど、それはスローでハマるときのみ。道中緩まずの流れではこんなもの。
これで皐月賞なら消し。NHKマイルは折り合えばならで押え程度。
重賞勝ったからって過剰評価される例。

キングオブアームズ
馬体バランス良く素質は高いんだけど、現状はキレ不足でスピード不足なので好走範囲が狭い。
ペース流れたので追走で脚を使って直線反応せず。
重賞では力不足だったけど、間隔あけて、平場500万なら買い。

ハートレー
新馬の走りから稍重馬場がダメなわけではなく、後方で伸びないときは無理せず流す騎手なので掲示板外の着順に意味はない。
これも賞金足りているので、緩いつくり。これで勝てるほど能力は抜けてはいない。
新馬で東京を使っているので、ホープフルから距離短縮でココを使う意味はなく、ノーザンFの使い分けで弥生賞を使えないだけ。
皐月賞までにどこか使うならココになった感じ。これで直行決まり、さらに戸崎騎手をダービーまで確保。使う替わりに上位騎手が決まる感じだったのかなと思ったり。
脚長で瞬発力は高くなく、流れに乗って加速しないと前走のような脚は使えない。ムーア、ボウマン騎手が上手いから勝てたとも言える。
中身しっかり筋肉ついて、もう少しバランス良くなればもっと走る。ただ無理すると故障する確率も高い。
しがらきだったら短期放牧で変わるけど、厩舎調整なのか天栄なのか、短期で良くなるかは馬次第。

持続力展開に、上位3頭がキレ不足なので合う結果に。

この時期に、どんな展開でも勝てる馬は少なくて、必ず好走範囲がある。

もし、良馬場でスローだったら、この着順で決まっただろうか。
この辺りをしっかり区別するのが回顧で、これが今後に役立つ。


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