2012年4月8日日曜日

桜花賞考察2

今年はトライアルが少し異質な印象。

チューリップ賞は、このとき完全に外差し馬場で、内側はかなり力がいり、ジョワドヴィーヴルみたいな飛びが綺麗で軽い走りの馬には合わない。
G1が目標であって、仕上げてもいなく。この着順で十分の内容。

ジェンティルドンナも熱発で中身が出来ていなく、回避もあったが桜花賞を考えると、この時期の牝馬で、休み明けで使うのは入れ込む場合もあり、内でロスなく疲労が残らないように騎乗。
ラスト伸びてきている辺りは、シンザン記念を好内容で勝ったレベルで実力のある馬ということ。

エピセアロームは、生産と馬主を見れば、桜花賞は2頭に、自分はここでの競馬。
会員を大事にすれば、クラブ馬の売れ残りもなくせる。

ハナズゴールが今の阪神芝に合っていただけに。回避は残念。


もう一つ、クイーンCは異常なスローで5F62.7の凡レース。
これは前にいる馬が完全に有利で、ヴィルシーナは余裕の先行から3Fの競馬をしただけ。
オメガハートランドはスローなのに控えて、不可解な敗戦。次走フラワーでは楽勝。
エリカ賞もスローで、この馬の能力が解るのは黄菊賞。
ここで勝ち馬に迫るぐらいの差し脚があれば。展開考えても、この時期にこの競馬で勝ったブライトラインはやはり強く、その後の成績も納得。
この連勝内容では難しい。勝ったら三冠取れちゃいそう。
馬体は脚長でマイルだとキレを活かせない。この馬を軸で狙うならオークス。

フィリーズはアイムユアーズの強さが目立つ。
ただ、1400で内回り。3.4着のプレノタートとイチオクノホシの方が1600外回りでは面白いか。
クイーンCの2.4着で、このとき上がりはヴィルシーナと同じ。着差は直線向いたときの位置取りの差。
阪神JFの内容を見ても、アムユアーズなら交わせる可能性はあるか。

パララサルーはディープインパクト産駒で3連勝中の馬ですが、状態が良くないようで内枠に入り、ここは一回休みか。

今年も見事に社台系の馬が賞金を加算したトライアルで、しっかりレース内容と、その時の状態をふまえて結果を。

この一連の流れが、桜花賞の配当を少しでも上げるべくシナリオが組まれていたら、社台は凄いです。終わってみればディープインパクト産駒の1.2.3かぁ、の可能性は十分にあり得ます。

若い牝馬なので、パドックは要注意。
過去にも、これで消えた有力馬はいます。

返し馬が終わる最後まで、慎重に。