2013年2月13日水曜日

クイーンカップ回顧

1:34.6 (36.0-34.3)
12.6-11.4-12.0-12.3-12.0-11.2-11.1-12.0


1着ウキヨノカゼ
2着スイートサルサ
3着イリュミナンス
3着ジーニマジック

3着は同着。展開はジーニマジックが短期で逃げて、5Fが60.3でスローペース。後ろは更に遅いラップ。となれば上がり3F勝負になる。
この時期の牝馬は特に折り合い重視で、道中の位置取りがかなり重要になる。

勝ったウキヨノカゼは、ビュイック騎手が上手い騎乗。ペース判断して外枠から好位に、直線も追い出すタイミングが上手く、前にいる馬に馬体を併せにいき、きっちり差しきる。
これで重賞連続好走、次は人気になるのかどうか。
血統は、父オンファイヤでディープインパクトと同じ血。3戦しかしておらず、最後の東京スポーツ杯2歳Sでは、フサイチリシャール・メイショウサムソンの3着。素質はあり、消耗しないで早めの引退。そのままいい影響が出る可能性はある。ディープインパクトは高額で、オンファイヤは種牡馬としてまだまだ。少し面白い可能性がある。
母系は調べていくと、ダノンカモン・クィーンズバーンなどG3で活躍している馬が多く、こちらも可能性を秘める。
今後も期待して、毎回注目して見ていきたい。

スイートサルサ
毎回上がり最速で追い込んでくる。デュランダル産駒らしい決め手はあり、スローの上がり3F勝負だと強い。レースレベルが上がったり、展開が速くなって上がり4Fの競馬になると、後方で外から伸びずの可能性あり。展開にあった位置取りか、素直に馬の末脚を活かすか。
とにかく軸では買えないタイプ。桜花賞はスローの3F勝負になり、直線だけの競馬になるなら買える。

イリュミナンス
注目した馬、まず騎手の乗り方が悪い。一日の芝レースの流れをちゃんと確認しているのか。Dコースで内側が詰まることは少なく、外差しも決まるので、直線はイン差しもできるコース。
窮屈にならないように距離ロスしてでも外に出すし、直線の追い方も馬にあっていなく、なかなか伸びてこない。
勝ち負けできたレースで、賞金加算して桜花賞も楽しめたかもしれない。これで、オークスを目指すことになり、間隔空けたことで、どう成長するか、次走も注目。

コエクターアイテム
厩舎の使い分けで、ここを使うことになる。賞金は足りているし、G3で勝負してくることはない。
馬体に成長なく、少し早熟の感じはするので、桜花賞でも押えか消しでも良さそう。
いま注目の厩舎なので、一応、パドックでの確認は必須。

このレースは、上位3頭だけ、今後も要注目。


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