2014年12月5日金曜日

ジャパンカップ回顧

2:23.1 (36.0-59.6-12.2-11.9-59.4-35.2)
12.8-11.2-12.0-11.9-11.7-12.2-11.9-11.8-12.4-11.9-11.5-11.8

1着エピファネイア
2着ジャスタウェイ
3着スピルバーグ

納得のハズレ、これだけの走りを見せられたら予想とかどうでもよくなる。

良馬場に回復、といってもスローペースでも上がり33秒台は出ない馬場。

これはCコースで回復が遅いのと気温も低くく乾くことはない。
パトロール映像で見ても、芝が掘れて飛んでるのが解る。

この辺りを当日レース見ながら判断するのは難しいところ。


エピファネイア
今までの騎乗がなんだったんだろうという結果。この馬場を考えれば、この時計はかなり価値がある。2着に0.7差で4馬身の楽勝。上位3頭の上がりが小差で、それぞれ脚をためてのもの。
逃げ先行の後ろで、ほぼハロンラップ通りに走れてるんだから、どれだけ能力が高いか。
展開無視の折り合い重視な騎乗で勝てるG1を三つ逃したってことになる。
馬体成長して、2000の瞬発力勝負は合わない、キレ負けする。過去も強い競馬は早めに動いて持続力を活かす形。
今回は、道中を馬に合わせて無理せず先行して、馬も引っ張られて嫌になっていないので、直線前が開いてからもう一伸びしている。
こういう競馬をされて勝てる馬は現役にはいないと思う。
次走、有馬記念予定、誰が乗るのか、相当な負担になるでしょう。すごく楽しみですね。


ジャスタウェイ
ジェンティルドンナの後ろ、外にイスラボニータで中団からどちらも意識した位置取り。
直線もスムーズに外に出せて、内にイスラボニータを見ながら追い出しを待つ。とにかく2頭を差す競馬。
マークしてる馬が違うし、自分の騎乗馬は全く意識がなかったのかな、毎回思うけど、騎乗馬の能力を活かし勝つ競馬ではなく、折り合い相手を意識して綺麗に外から差すことしか考えてないように見える。
なので2着3着、能力上位馬に乗ってが異常に多い。
直線伸びてはいるけれど、凱旋門賞を見てもだけど、適距離ではない。
能力上位で2400をこなしているだけ、この距離で勝つにはメンバー次第。
有馬記念はたぶんないとして休養、来年6歳、どのレース使うのか、もう一度凱旋門ではなく、安田記念も宝塚記念も意識せず、春夏に欧州遠征してほしい。そうすれば間隔を空けて来年のジャパンカップに使える。
遠征は凄く金がかかるので結果出せないと意味ないので難しいと思うけど、期待したい。

追記、有馬記念で引退が決まる。成績が悪くなるよりも、これで種牡馬入りのほうが初年度の価値は上がる。中山2500、また同じ騎乗なら2.3着はあると思う。でも大事に乗ると思うので評価は下げたい。


スピルバーグ
距離の意識はあるので、道中はハープスターよりも後ろからの競馬。
4コーナーで外に出さず、内差し狙った結果の3着。
前がつまる可能性よりも、外が伸びないので距離ロスないように内狙い。
前にジェンティルドンナがいたので後ろにいれば進路は開く余裕はあったでしょう。外が相手フェノーメノと同時になって少し遅れたけど。
勝つ競馬というよりは、直線勝負で着狙い。3着で6300万、毎日王冠がG2で6200万、こういうことは馬主や厩舎的に大きいと思う。
東京開催でかなり好調だったけど、ベテランの引退も近いし関東での馬質は上がっていくと思うので、今後も期待したい。
有馬記念は使わないと思うので、次走どうするのか。完全に東京巧者だし、マイルは短い、春に適条件のG1がないので、この馬もドバイ遠征か、2000前後で他コースを試すか。
連敗が続いても、来年の秋の東京ではまた買いたい。


ジェンティルドンナ
雨が残る良馬場が関係しているとはいえ、ペースを考えれば少し前過ぎる。
どこかで必ず脚をためて、直線弾けるタイプ。ラストの伸びない感じは、道中1頭分後ろで追走するだけでも結果は変わると思う。
23秒台で走れる能力があった馬でも、牝馬で激走を何度かしていれば消耗するし衰える。
ひさしぶりの1番人気が馬券外だったわけで、これはムーア騎手が少し脚をためて、北村宏騎手の着狙いの内差しがなければ、結果は違うかもしれない。少しのことで着順は変わる、勝ち馬を見ても解るとおりで、騎手の技量や判断は影響大。
他の逃げ先行馬のラスト止まり方を見れば、やっぱり能力は高い。でもこれでラスト有馬記念がどうか、馬場改修したとはいえ重いと思うし、右回りに距離2500では買えない。繁殖の大役があるし、必ずケガしないように調整するし、無理なく回って終わり。


ハープスター
故障馬との接触があったので、それが影響して伸びを欠いたと見られれば、また人気被ってくれるはず。
結果的には凱旋門賞とあまり変わらない、外差しが一番能力発揮できるので、この騎乗は間違っていない。後方から上がり勝負が合う。
マイルの強さは解っていて、オークスがラスト伸びを欠く、札幌記念が展開もハマったとはいえ強い内容。
牡馬でこれだけ揃えば2400だと前で残る馬がいて厳しくなる。有馬記念は合わないしローテがきついので休養。
来年がドバイって話だけどDFなら距離合うし見てみたい。宝塚記念の価値はないし、フランスよりも英G1に挑戦も見てみたい、スローからの上がり勝負が多いし馬場も仏よりは重くない。
今後も、買うか判断はメンバーと距離次第。


アイヴァンホウ
この馬が内差しで6着まで上がってこれたのが、先週までの軽い馬場から雨で変わった証になる。
道中はジャスタウェイの後ろ、その後ろにはスピルバーグ、でも2頭とは直線で着差が拡がる。この辺りが独と日本の芝の違い、それでも下位人気では最先着。
もっと雨が降って重い馬場になったら、、こういう時計足りないタイプでも雨の時は要注意。


ワンアンドオンリー
これは前走の疲労が残っての結果。もう長距離は使わずに中距離のみで使っていけば、まだまだ重賞勝てる能力あり。
乗り方は中団からどれくらい通用するか試しているし、状態さえ戻ればやれると思う。
来年はハーツクライ産駒の成長力に期待。
これも有馬記念出走らしいけど、どちらかの要請、距離伸びて良さは出ないので展開次第、評価は下げる。

フェノーメノ
もう落ち目に感じるけど、ラスト伸びていたように乗り方の問題で掲示板かハマれば3着ぐらいはある。ある程度出していって先行するのかと思ったけど、外を回るのを嫌って控える。
ペース速いと判断してハープスターの位置まで下がる。コーナーでも仕掛けを待って直線は内も狙うけど、スピルバーグと進路被って少し譲る形。
着狙いする騎乗がハマらないパターン。直線先頭で残せる馬なんで、これで人気落ちるし次走も押える。


イスラボニータ
これは、もう距離が敗因でいいでしょう。今までの勝ちパターンで、中団から乗って直線は前が開いて追い出すタイミングを計る形。前走のようにならないよう蛯名騎手が上手く乗っての結果。
これで2400の時は、メンバー次第で判断すること。2000なら乗り方次第で勝ち負けは可能。
ただ、馬体から成長は期待薄、あとはどうしても前脚が故障しないかだけ気になる。馬が負担を気にして走るようになったら結果は出ない。要注意。


デニムアンドルビー
これは去年のようにスローペースで脚が溜まり、直線上がり勝負なら。
馬体から2400は長いので、ペース流れて能力勝負になると厳しくなる。2000がベスト。
コース展開は問われるので、買いか消しかはハッキリできる馬。


ここから有馬記念は、あまりいないのかと思ったけど、続けて出走の意思表示がありますね。
秋3戦済みの馬は、全てしっかり走っていたら、客寄せ出走で間違いない。
秋2戦で、しかも走れてない馬が穴をあけることあるので要注意。

中山は馬場改良で芝が変わるというけど、季節を考えれば排水良くしても乾きは時間かかる。

可能性としてあるのは、馬場回復する段階で東京みたいに内しか伸びない状態になるかも。
傾向が偏れば狙いやすいし、毎週しっかり復習したい。

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