2015年1月31日土曜日

AJCC回顧

2:13.6 (37.7-63.0-58.7-34.6)
12.6-11.7-13.4-13.2-12.1-11.9-12.1-12.0-11.4-11.2-12.0

1着クリールカイザー
2着ミトラ
3着エアソミュール


超スローペースからの上がり3F勝負。前後5Fの差が約4秒もある後傾。

もう前にいた馬が有利で、後ろにいてはどんな馬でもとどかない展開。

スタートから4F800mが遅くて、そこから残り1400戦を縦長の隊列のまま競馬した感じ。
オープン馬なら誰でも残せる低レベル。

緩急つけて後続に脚を使わせる巧さはない。なので騎手の乗り方、逃げ方が上手くて勝ったわけではない。他が何もせず終わっただけ。

クリールカイザー
逃げ主張して、ペース落としたら手当目的のラインブラッドにかわされて番手に。スプリンターは距離もたないので競らずに脚をためる。
3コーナーで何故か内が開く。騎手の声掛けでもしたのか、謎の進路取り。
あとは上がり3F34.4、中山だと残り600がコーナーの途中からなので、これを差しきるには外回して上がり33秒前半が必要なので、直線短いし坂あるし、そんな馬は存在しない。
この馬の正しい評価は、この勝ちよりも、その前のG2を3.2.3着。特にアルゼンチン共和国杯2着が能力だと思う。ある程度速いペースで上がり35前半でまとめる。
母系がスタミナ血統なので、次走日経賞で着外に消えて、天皇賞春が人気無くなりマーク薄くなれば狙い。
この勝ちで毎回人気になってマークきつくなるようなら押さえ程度に。

ミトラ
この2着、これで展開とレースレベルが解ると思う。
スローペース、番手から残っただけ。

エアソミュール
確実に力をつけている。前走折り合い欠いて、今回も心配したけどパドックから返し馬にレースまで問題なし。
後ろのゴールドシップは意識するし、進路なく動けない。外が開いてから捲ってなんとか3着。
角居厩舎と池江厩舎の違い、こういうところに感じる。
エピファネイアも折り合い難だったけど、うまく能力出せるように成長したし、エアソミュールも馬体厚み増して今年は勝負。
距離2000前後で、勝ち負けできるレース選んでくると思うので、全て狙ってみるのも有り。半分ぐらいは馬券内になるでしょう。厩舎力に期待する。

ゴールドシップ
気分がどうのとか、気持ちがとか、よく解らない敗因探しが流行ってるけど。
この展開、4コーナーで後方にいては勝ち負けできない。
内で囲まれて進路なかったわけじゃないし、外にいたので残り800から動くだけで勝てた。
この負け方ってワケアリとしか思えない。
勝ったら次走どこを使うことになったか、目標が宝塚記念3連覇らしいけど。そういう役割なのかもしれない。引退後にどこに行くかでハッキリするけど、たぶん半持ち。
阪神大賞典なら、さすがに3コーナーからレース動くことが多いので馬券内。
また天皇賞春で馬券外。宝塚記念で馬券内。の感じがする。
瞬発力タイプじゃないので、負けた時は馬場と上がりをよく確認したほうがいい。それ以外で負けるようでは落ち目。
今後も狙い方は変わらない。

フェイムゲーム
スタートは上手くないので必ず後方になる。それで、この展開、最後方から外に出してゴールドシップの後ろまで動く。そこからさらに行くと、6Fぐらい脚を使うことになるので前が動くの待ち。
直線も外は伸びない馬場なので仕方ない。
次走はダイヤモンド予定だけど、他に有力馬いないと重いハンデになる。
馬体は大きくないし厚みもないので、58までいくと厳しいかも。57でおさまるなら狙い目。
まだ5歳、これから成長するタイプ。これも今年追いかけたい。

結果的には、冬の中山でたまにある、能力関係ない前残り競馬。

こういうの見ると、3月も忘れずに前は意識したい。


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