2015年2月21日土曜日

共同通信杯回顧

1:47.1 (35.2-60.0-34.5)
12.7-11.1-11.4-12.2-12.6-12.6-11.8-11.0-11.7

1着リアルスティール
2着ドゥラメンテ
3着アンビシャス


例年通り、スロー3F瞬発力勝負。
時計的には、土曜12R、1000万牝馬と流れも上がりも同じ感じ。

結果だけで判断すると、古馬1000万牝馬レベルなので、これではクラシックで勝ち負けできない。

個別に見ていくと、それぞれに特徴がハッキリしているのが解る。

リアルスティール
まず、馬体的には全兄ラングレーよりも同時期で比べるとしっかりしている。これは育成の段階から考えてつくられて、さらに同厩舎でも経験を活かされている。
まだまだ緩すぎる馬体なので、スタート後によれたり、直線もしっかり走り切れていない。
1枠で展開もハマり、直線も前が開いて、ロスなく全てが上手くいっての楽勝。
これが枠が外で道中もロスあり、直線も外から差しきるとなれば、もう能力がここでは抜けているということになる。
この週は、見た目内が荒れているけど、固められているので、外で洋芝が残っている箇所のほうが脚は消耗します。
中身が出来てない段階で重賞使って楽な競馬で賞金加算できた運はある。
期待されて酷使されて消えた馬は多数。
この違いは大きい。皐月賞よりダービー向き。賞金足りてるから、加算のために権利取り出走のために仕上げなくて済む。
スプリングSで小回り厳しい競馬を経験させて、皐月賞でG1の厳しい流れを経験、そして能力活かせるダービーで勝負。
矢作厩舎は3戦使いながら勝負してくることがある。この後、2戦結果出なくてもダービーでは必ず買ったほうがいい。
ここから3ヶ月、どこまで馬体が変わるか、今後が楽しみな1頭です。

ドゥラメンテ
前走が展開も流れて折り合いつきやすく全てがハマった感じ。
能力が高いので、あれだけの走りが出来るけど、それを毎回やれるわけではない。
レース間隔短く気合い乗っていれば、折り合い欠く可能性はある。
今回は枠も考えれば、騎手の実力通りの競馬になったと思うし、まだまだ馬体も出来ていない。
休んでどう変わるか、クラシック目標になるから折り合い難の扱いだけど。
馬体と血統からは、マイル以下が合う。古馬になってさらに短い距離走ってるかもしれない。
NHKマイル狙いなら面白いかも。

アンビシャス
ディープインパクト産駒だけど母父エルコンドルパサーでキレがなく持続力寄り、先行か好位差しのタイプ。直線で一気にスピード上がるような競馬には対応できない。
能力が足りないというより条件が合っていない。
それぞれに適性がハッキリしてきているので、適条件なら狙える。
距離も微妙で、乗り方も難しい。
こういうタイプは、来月からMデムーロ、ルメール騎手が乗れるので合うんじゃないかなと思う。連続騎乗できるのはプラス。

アヴニールマルシェ
スタート後によられて前にいけなかったこと。道中は内枠なので外回すのは大きなロスなので出来ない。こうなると脚をためて直線まで待つしかなくて。
前走のこともあるから外に出して追うことに。ゴールまでしっかり伸びて脚を余して5着。
東スポ2歳のように先行できていたら、直線内から前で早めに動けるので勝ち負け。
前走のことがあったから、後方から内を狙えず外に出すことに。これで勝ち馬と0.5差、内差しなら3着辺り。
力負けではないのがハッキリしているので、これで次走どこ使うか解らないけど狙いやすくなる。
ダービー向きなので、本番は勝ち負け厳しいけど、スローになりやすい青葉賞なら買い。
馬体から器用な馬ではなく、速い上がりには対応できるけど、一瞬のキレはない。
距離は長くなっても対応可能。前半から速くならないし道中の緩みも入りやすいし合うと思う。
一度、重馬場の走りも見てみたい。見た目で嫌われるようなら買い。

ダノンメジャー
気性の問題が大きい。
パドックでは大丈夫かと見てたけど、返し馬であがったのか、スタート前にはゼッケン下から汗が。。レースも外に1頭だけ離れて追走、コーナー回るころには消耗していて直線は流す。
こうなると長い距離はダメだし、マイルも怪しいぐらい。
休んでどう変わるか、騎手は選ぶタイプ。

展開と位置取りの差があったので、1.2.5着はレース条件変われば着順も変わると思う。

このレースから、今後の重賞で買えるのは3頭。

それぞれ適条件で狙い。


ダイヤモンドSの狙いはコレ
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