2012年3月23日金曜日

阪神大賞典回顧

3:11.8 (38.9-64.9-37.3)
13.3-12.3-13.3-13.6-12.4-12.7-12.3-13.9-13.2-12.2-13.2-12.1-12.0-11.9-13.4

1着ギュスターヴクライ
2着オルフェーヴル
3着ナムラクレセント

予想はハズレ。

このレースは池添騎手の騎乗ミスにより、おかしな競馬に。
色々なところで、凄い凄いと盛り上がってますが。

まずオルフェーヴルは能力が抜けて高かったこと、出遅れても勝てるメンバーだったこと。
こういうとき騎手は馬の邪魔をしないようにするだけ、よくベテランの騎手が言う、ただ乗ってただけで済む競馬でした。

馬はゴールがどこか解っていて、1週目で終わりと思ったようで。これは騎手が前にいたナムラクレセントと間を空けて交わして、向正面でも離れて走っていたこと。これで馬はレース後に流して走っている感覚になり、馬なりで走って3コーナーもラチ沿いではなく普通に回ろうとしたところ、騎手がまた暴走していると勘違いしたのか手綱を引っ張り止めようとする。

1コーナーでナムラクレセントの隣を通り、先頭に立ってからはラチ沿いを走っていれば普通に回ってきたでしょう。先頭にいれば3コーナーで外から馬が来てレースに集中できたと思います。

全周パトロール映像を見れば、3コーナーで他の馬が仕掛けて一団で走っているのを見て、それに反応して追走しているのが良く解ります。
ずっと大回りで走っていたので、直線でスタミナなくなるのは当然で、ラストはよれてヒルノダムールの走行妨害。藤田騎手が強く言って加害馬がオルフェーヴルでなかったら降着になりそうな。。

とくに折り合いがつかないほど酷くないし、乗り方次第で楽勝できる能力の高い馬に変わりは無し。
次のレースの鞍上が誰になるか、楽しみですね。

勝ったギュスターヴクライはスタートから1コーナーまでが上手いですね。
逃げ馬の番手の内側を狙った乗り方、福永騎手は内枠は得意ではないので、前走を見て長距離の距離ロスも考えて考えていたか。
ハーツクライ産駒で長距離向きの馬は、2400以上だと安定しますね。
だいぶ使われ続けているので、天皇賞春は状態に注意。