2013年3月26日火曜日

日経賞回顧

2:32.0 (61.3-59.3-35.0)
6.8-11.5-12.2-12.0-12.4-12.8-12.7-12.3-12.3-12.0-11.6-11.7-11.7

1着フェノーメノ
2着カポーティスター
3着ムスカテール

前半スローで折り合い重視から、持久力勝負に持ち込みたい馬が多くて早めにレースが動く、後半残り1200は12.3-12.3-12.0-11.6-11.7-11.7と長い持続力勝負。

フェノーメノ
トモに筋肉がついて馬体がかなり成長してきた。ステイゴールド産駒ならまだまだ良くなる可能性がある。
低レベルなメンバーだったけど得意な条件で完勝。これで今年はG1勝ちが期待されるけども、次走は香港予定で初の輸送、ずっと中山東京で走ってきて宝塚記念の阪神経験も無し。
去年の今頃は、結果出てない中山は合わず東京がイイと言われてたけど、馬体や得意な展開を考えると、やっぱりセントライト記念・日経賞のような競馬がベスト。
この後は、G1の連戦になると思うけど、結果出せるかはメンバー次第。ただ、連敗が続いたとしても暮れの有馬記念だけは要注意。これだけは忘れないでいたい。

カポーティスター
これで日経新春杯がハンデ52のフロックとは言えなくなった。前走の京都記念はスローで上がりラスト11.3-11.5の速い上がりに対応できず6着ということになる。
この馬はハーツクライ産駒の道中脚を溜めないと直線伸びないタイプとは違って、好位から持続できる脚がある。1枠で荒れた部分を通っているし、スタミナはある。
血統で見ると父ハーツクライに母父カポーティ、SS系にボールドルーラー系、母は短距離馬で長い距離のイメージはないけど、馬体からはハーツクライの持続力にボールドルーラー系のパワーが加わった感じがする。500を超える馬体重がボールドルーラー系の特徴で、先行して押し切る競馬は合う。
3歳500万新緑賞、東京2300で上がり33.0の差しきり勝ちのイメージが残っているけど、その後の結果を見れば、上がりのかかる競馬を好位から押し切るのが合うことが解る。
次走はどこに使うか解らないけど、このまま高倉騎手で頑張ってほしいですね。まだ人気は集まらないと思うので、展開メンバー馬場を考えて買いか判断。

ムスカテール
確実に力をつけている。ここ2戦の内容を見ると、騎手のコメント通り右よりは左回りが合う。
距離は2400前後、2000だと上がり勝負になったときにキレ負けするので、馬場の助けが必要になりそう。中京競馬とか合いそうなイメージ。
着順は下でもこちらは馬主と騎手で人気になるので、条件見極めて買いか判断。

マイネルキッツ
好調な厩舎で少し復調気配。10歳馬で天皇賞春のイメージはないけど、スタミナだけはあるので京都外回りの下り坂を利用して直線ではなく4コーナーで先頭に立ち持久力勝負に持ち込めば粘りこみも。人気はないので大穴狙い押えなら可能性少し。

ダノンバラード
馬体から、この距離は長い、2000・2200辺りがベスト。連戦が続くので休養しなければ次走も消し対象。

オーシャンブルー
休み明けに、パドックでは入れ込み、レース以前の問題。
癖のある馬で騎手は選びそう。今回は有馬記念の結果で人気になり過ぎ、金鯱賞勝ちの勢いもあったしルメール騎手の好騎乗もある。まだこれからの馬なので2000辺りで注目。

トランスワープ
マイナス12で入れ込み、レースは折り合い欠き、外々を回される。
まだ馬は若いので、これで人気落ちると思うので次走注目。

有力馬も戻り、重賞は4歳5歳の活躍が目立ってきた。今後の重賞は4歳馬の成長に注意したい。