2013年3月9日土曜日

弥生賞回顧

2:01.0 (36.5-61.6-35.2)
12.9-11.4-12.2-12.4-12.7-12.5-11.7-11.6-11.4-12.2

1着カミノタサハラ
2着ミヤジタイガ
3着コディーノ

予想はハズレ。着差が僅かなだけに残念。

ラップを見ると、例年通りの道中の緩みが入り、上がり3Fの競馬に近い形になると思っていたが、結果はラスト1Fが12秒台と落ちているように、上がり4Fの持続力勝負。

これは前半から、かかり通しで待てなかったビュイック騎手が3コーナーから動いたためペースが上がる。
これで結果的に、ラスト脚がなくなりエピファネイアは失速。

勝ったカミノタサハラは、共同通信杯回顧の時に間接的に少しふれていた馬で、上がりの脚に魅力はあった。出遅れがあるので軸向きではないけど、今回はかなり仕上げてパドックで良く見せる。
展開が上がり3Fの競馬になったら前が残った可能性はあるし、色々な面で恵まれた勝利ではある。
一応、2強だった馬を差しきったので、次走は人気になるだろうけど、とにかく出遅れには注意。これを忘れて軸にするのは危険。

ミヤジタイガ
重賞好走馬が上位にきていたオープンで連続4着。それだけ決め手がないということ。今回は好位から直線もスムーズに追えたし、他に色々あったなか力を出し切った形。着差が示す通りで、掲示板の着順は力通りではない。
今年は頭数少なく、そこまで内枠有利とは思わなかったけど、例年通りに内枠が穴を空けたということ。

コディーノ
完全に試走。コース距離と折り合いの確認。
それでも直線交わせない辺りは、普段の馬なり主体の調教の影響か。直線は少し最後に狭くなったけど割って伸びてこれないのは能力的にこの辺りが限界ということか。今までのレースを見ると、先行抜け出して凌ぐ形が合いそう。
去年は抜けた存在だったけど、他馬が伸びてきているので、これでは皐月賞は厳しいかもしれない。藤沢厩舎が先を考えずにキッチリ仕上げてくることはないだろうし、軸向きではない。

エピファネイア
もう大外から、かかり通しで、少し早めに動き始める。
直線も追い出してから、抜け出す脚は速かったし、能力は間違いなく高い。パドックで比較しても上。直線は後ろから併せ馬できた馬の目標になった形だし、ただの上がり3Fの馬ではなく、早めに動いた内容から持続力も解ったので、皐月賞は大外でなければ狙えそう。

キズナ
騎手のレース後コメント通り。向正面の進路とり次第で上位にきた可能性は高い。
直線で前が空いてから伸びてきて、ゴール前では交わす勢い。外回して真っ直ぐ追っていたらどういう結果になっていたか。こればかりは想像するしかないけど、ラップと直線の前が空いてからの脚は魅力あり。今回は仕上げてきただけに結果が欲しかった。
これで2回ミスしているし、次に結果出さなかったら変えてほしい。毎日杯の予定なので、次走も買い。

道中緩みが入ったため時計は遅めでも、上がり4Fの競馬になっているので皐月賞には近い形になった。上位は仕上げも違うし、乗り方も違うし、それぞれどう変ってくるのか、次走注目。
色々と収穫のある1戦でした。

人気ブログランキングへ