2013年10月18日金曜日

秋華賞回顧

1:58.6 (34.4-58.9-35.5)
12.1-10.4-11.9-12.2-12.3-12.3-11.9-11.8-11.8-11.9

1着メイショウマンボ
2着スマートレイアー
3着リラコサージュ

芝状態は翌日の500万で、前半62秒で勝ち時計2分ジャストの高速馬場。

逃げ馬から集団の先頭まで2秒ぐらい離れていたが、下位の時計を見ると勝ち時計はもっと速くなってもおかしくなく、レースレベルが低かったともいえる。

紫苑S勝ちのセキショウは番手から直線先頭で同じような競馬。2着だったリボントリコトールが僅差で先着。紫苑Sのレベルから考えても、秋華賞のレベルが見えてくる。

2着から10着までが0.2差で、このレースで抜けた馬は勝ち馬のみ。

近年は、牡馬相手に活躍していた馬がいたので高いレベルで見てしまっていたが、これぐらいが3歳牝馬だけのレベルともいえる。今後古馬になり牡馬混合G1で活躍するには数段の成長が必要。

メイショウマンボ
ローズSは仕上げて使わず僅差4着。叩いて明らかに馬体締まったが馬体重はプラス2で488、新馬が492、使うごとに減っていき桜花賞では468、ここまでは良く見えたことはなくG1で結果も出ていない。オークスが478と10増えて少し成長、展開が向いた感じはしたが着差から世代上位ではあった。パドックだけで見比べると秋華賞が一番よく見える。
騎手がレース後に自信があったと言っていたが、状態面で好調なのが解っていて自分の競馬をすれば勝てる手応えがあったのかもしれない。
血統からもマイルよりは中距離向き、上がりの競馬だと瞬発力はないのでまだまだ疑問。
G1勝ちで賞金も考えると、牝馬戦で出走可能なレースは限られる。牡馬相手に通用するか難しいところ、次走は先を考えず仕上げてくる可能性あり。3歳で斤量差あるし展開がある程度流れそうなら狙ってみたい。

スマートレイアー
こちらもパドックで良く見せて状態は良かった。スタートで少し出遅れ後方からの競馬に。これで1枠の良さは活かせず。スタート後の脚は速い馬でウリウリ辺りの位置取りはできたはず。
直線の脚を見ると、高速馬場は合っていた。内回りは外を捲る馬がいるため直線は馬群外に拡がる。内差しが出来る武豊騎手なら勝ち負けできたかもしれない。
春クラシック出走馬がイマイチな感じはするので、まだ5戦しか使ってない、今後も成長すると思うし、来年の牝馬路線では期待。

デニムアンドルビー
馬体からスタート後の加速は遅い、これはもう変えられるものではないので追い込み方の問題。
オークスのラスト伸びを見ていると、2000までがベストだと思う。内回りがどうのとあるけど、どこで脚を使うか次第かなと、コースと展開と隊列もあるが毎回捲って直線もゴールまで伸びるとは思わない。
今回は押して押して加速しているように見えなくて、ゴール前は伸びを欠いている。ゴールドシップじゃないんだからと思った。内田騎手の良さが出るような馬ではないようにも感じた。
今のところはG2馬になりそうな感じ。次走G1で結果出せるかどうか注目。

トーセントレイユとティアーモ
仕上げ過ぎて馬体減。暑さもあったのか、直線の伸びに影響した。
どちらも馬体増がポイントになりそう。来年に期待したい。

エバーブロッサム
前走大敗から馬体重は戻っていても、また輸送で減って増えず。
パドックでも状態良くないのが解る馬体。オークスを見直すと別馬。
しっかり休養して立て直した来年の初戦を狙ってみたい。

今年の牝馬路線は社台系の不振で、全体的に盛り上がらず。
状態が安定しない馬も多いし、これから始まる牝馬重賞は難解になりそう。


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