2014年9月18日木曜日

京成杯AH回顧

1:33.3 (35.9-59.9-33.4)
12.8-10.9-12.2-12.1-11.9-11.1-10.7-11.6

1着クラレント
2着ブレイズアトレイル
3着ミトラ

雨の影響が残り、開催が進み少し重い馬場になって、この結果なのかと思ったけど。

まずは、時計比較。

関屋記念
1:32.5 (34.9-58.1-34.4)
12.6-10.9-11.4-11.6-11.6-11.5-10.8-12.1

雨の影響が残り芝は稍重、ダートは回復遅いので不良の状態。
逃げ先行馬にダノンシャークも前につけて、前半3Fで1秒速い、5Fで1.8秒速い、上がり3Fは1秒遅く、勝ち時計は0.8速い。
良なら直線で時計落ちず、31秒台も出せる内容。
速くなれば、下位と着差は広がるし、遅くなれば着差は無くなるか逆転できる。マイルでそれぞれ絶対的な能力が有り、出せる時計の限界はある。


新潟二歳S
1:33.4 (35.2-59.1-34.3)
12.5-11.0-11.7-11.9-12.0-11.3-11.0-12.0

芝ダートとも良馬場。
時計は出やすく、5Fで0.8速く、上がりで0.9遅い、勝ち時計はほぼ同じ。



戻って京成杯AHの日は、土曜雨で不良、日曜朝少し雨でダートは一日重、芝は稍重から9Rに良。

土曜の雨開催で内側が荒れていたため、スタート後、向正面では内3頭分空けて真ん中に集まる。
これで大外は大外のまま、コーナーも外、直線も外、ずっと不利なまま終わり。

内の差し馬も、前に馬をおいて折り合うために、一度外に、真ん中に寄る。そこから進路探すといっても、荒れてる内しか空いてない。直線で真ん中で待ち間が開くのを待つ騎乗なんてできない。

3F35.9、5F59.9、これだけ遅ければ、これだけゆったり追走できれば前が有利だし、少し時計で劣る馬にもチャンスある。
直線までの位置取りと、直線の進路取り、これが全て。

クラレント
2番手で楽に追走、そこから直線押し切るというよりは、前にいて有利、進路も馬場の悪くないところを選べる。もともと能力は上なので楽勝できる。
苦手なのは、安田記念のような不良馬場、稍重でも重くなる中京芝、下り坂にキレ馬場の京都。それ以外では安定の成績、新潟の雨で稍重ぐらいなら問題ない。

ブレイズアトレイル
6番枠から控えて脚をためて、直線も外に出さず、真ん中で開くのを待つ。これは人気が無いので出来る騎乗。関屋記念で5着、そこからハンデ1キロ軽くなって、時計も遅くなり、条件がハマる。
重くても速くてもダメな馬、これぐらいの条件が合う。
天候、馬場、コースで買いか判断。

ミトラ
ペースが遅いためクラレントの後ろ4番手で直線に、逃げ馬と3番手にいた馬が前にいて、残り200まで進路が開かず、少しずつ加速してラスト200でキレ脚で3着。

ブレイズアトレイルは、その前にいた2頭の外から先に差せて2着、これは運の差、その前にクラレント。
上位3頭は、直線でほぼ同じ進路、馬場の一番いい真ん中をロスなく脚を使えただけ。

4.5着キングズオブザサン、サトノギャラント、内枠で進路取りに少し不利があった。
どちらも先行馬だったら、前で主導権取れて勝ち負けできる。
この敗因はハッキリしてるから、それぞれ合う条件で狙える。

外枠、外差しは、この時計では、上がりで1秒速くないと追い込めない。
上がり勝負になったので、勝ち負けできないと解ると、後方でラスト流してる馬もいる。

内差し3頭は、外回り部分まではクラレントに並べる勢いだったけど、内回りと合流して馬場が荒れている部分から一気に伸びを欠く。

荒れた内は不利、外は大外回らされ距離ロスで不利、上がり勝負で前が有利、結果、前と真ん中で決まる。これは枠が違えば結果も変わる。

しっかり馬場読みをして、直前で買わないと当てられない。
雨開催は事前予想はギャンブル。


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