2014年9月25日木曜日

セントライト記念回顧

2:11.7 (35.1-59.8-60.1-36.0)
13.0-10.8-11.3-12.0-12.7-11.8-12.0-12.1-12.3-11.6-12.1

1着イスラボニータ
2着トゥザワールド
3着タガノグランパ


新潟内回りの上級条件が少ないので、時計ラップの基準は解らないけど。
トゥザワールドが先行すれば、スローにはならない。ほぼ平均ペース、中盤緩みも1Fのみ。
ある程度時計が速くなれば、能力通りに決まりやすく、春の勢力通りの結果。

イスラボニータ
スタート決めて、内で包まれないように外に張る。少し強引にトゥザワールドの後ろをキープ。
最初は少しかかるけど、コーナー回れば折り合う。
あとは前に目標がいるので、追い出すタイミングのみ。
馬体増えて、力強さも増す。この馬の良さである柔らかさ、前脚が高く上がる走り方は変わらないまま。
中距離なら世代ナンバー1、ダービーも展開次第で勝てていた。
次走が、菊花賞か天皇賞春か、レース後は菊花賞参戦を示唆したけど、神戸新聞杯のワンアンドオンリー結果を見てから。
これは、天皇賞秋だと、フェノーメノがいるので蛯名騎手は騎乗できない。さらにジャパンカップも連戦して乗り替わると結果次第で戻ってこない可能性も有り。外国人騎手の代打か他騎手で、変な癖がつくのも嫌うし、負けて状態おかしくなることもある。距離も考えたら京都3000より東京2000のほうが合う。
菊花賞の場合は騎乗できるけど、長距離適性は無い。無理して疲労溜まる場合もある。そうしたら有馬記念も使わず休養するか。流して疲労溜めずに暮れの香港を目標にするか。
どちらを選んでも、古馬との能力比較か長距離適性で面白くなる。
来年の路線も中距離中心だと、どう使うのか解らない。
天性のバネ、前の柔らかさは、もう一つG1勝って必ず種牡馬になるべき。
今後も期待します。

トゥザワールド
全兄トゥザグローリーはG2を3勝、G1は有馬記念3着2回。この馬も同じくG2勝ち、G1掲示板の感じがしてきました。
ダービーが謎の外差し競馬。これは色々あったとして。。今回は持ち味を活かして先行押し切り。
後ろでマークされた分、楽に差しきられましたが、差し馬は必ず上手く乗れるとは限らず。このスタイルを変えないでいれば、展開コース次第でイスラボニータとワンアンドオンリーにも勝てる。
今後は、菊花賞みたいだけど、折り合うのが難しい馬に長距離は厳しい。
ある程度速いペースで逃げる馬がいれば折り合えても、今度はスタミナの問題がある。
どんなメンバーになるか次第。人気で消したいタイプ。

タガノグランパ
春は1400で3勝、マイル重賞で2.3着、皐月賞は後方でそのまま、ダービーは先行して4着に残す。ラジオNIKKEI杯2歳S5着がポイントで、後方から馬場が荒れた内ラチ沿いを回ってくる。直線もバテていないし決め手がないのも解る。この時点でのサトノアラジンとミヤジジャスパーと大差無し。
アーリントンは阪神1600を先行して上がり35秒で2着、ファルコンは中京1400を後方から外差し上がり35秒で勝ち切る。レースに合わせて自在に乗って結果を残す。
ミッキーアイルクラスには勝てなくても、サトノルパンやショウナンアチーヴクラスなら勝てる。
この重賞3戦で、世代のどの位置にいるか目安になる。
皐月賞は折り合い重視で控えて後方そのまま終わり。ダービーは先行してイスボニータの後ろワンアンドオンリーの外から直線も粘って4着。
ラジオNIKKEIとダービーでワンアンドオンリーとは0.3差で同じ。この辺りからの能力がどれくらいか解る。
今回もイスラボニータの後ろで競馬をしている。直線は抜け出す後ろをついていけば進路が開くのを解っているから。菱田騎手の好騎乗なのか、松田博調教師の指示なのか。
この馬の能力活かす乗り方ができれば、次走も掲示板は堅そう。

ステファノス
直線ラストは一番伸びていた。少しの展開や位置取り次第で2着まであった内容。
馬体重は変わらなくても、中身は変わって成長した。中距離までが限界なので菊花賞では買えない。
1600万クラスなら通用しそうだけど、古馬オープンでどうなるか。将来性はありそう。
ディープインパクト産駒の良さを活かせるコース条件で買い。1800がベスト。

ラングレー
内枠を活かして上手く乗ったけど、短い直線の決め手勝負では厳しい。
大回り、直線が長い、4F以上の持続力戦なら買い。まだまだ成長する余地あり、今後も期待。
ステファノスと同じディープインパクト産駒だけど、こちらは2400まで問題なし。逆に決め手が必要なマイルは合わない。

ワールドインパクト
エアアンセム
馬体減、走る以前の問題。どちらも事前予想では考えれる馬だけど、直前で消すことに。
どちらも能力はあるので、状態万全な時に狙いたい。

サトノフェラーリ
1800で3勝してるけど、これは展開なので距離が得意なわけではない。ペース上がって厳しくなれば違う結果になる。2200は長いし直線が短いのも合わない。これが3番人気だったのはおかしなこと。こういうのは確実に消したい。
どこまで成長するか解らないけど、同馬主でサトノギャラントみたいな感じになりそう。
準オープンクラスならマイルの決め手勝負のほうが合うと思う。

今年の3歳世代は、能力順がほとんどハッキリしていて、各馬の適性もそれぞれ解りやすいと思う。
毎年新馬からダービーまで追いかければ、色々解ることある。
それは、そのまま古馬になって活かせるので、毎年続けたい。


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