2015年12月12日土曜日

チャンピオンズC回顧

1:50.4 (35.5-59.7-37.9)
12.5-10.7-12.3-12.5-12.2-12.3-12.5-12.5-12.9

1着サンビスタ
2着ノンコノユメ
3着サウンドトゥルー


久しぶりのハイペースG1
こういう直線バタバタになる競馬も見ていて面白い。

レース後の騎手コメントは、意図を解っていて意味のない絡まれ方と発言。これは本音だけど批判しているわけではなく、やられたなといった感じ。
それを理解できてないっぽい馬主は、他騎手の批判、これはアウト、好騎乗でG1勝たせてもらったこともあるのに。
これは、個人的な妄想ってことにしておきます。。。


レース後のコメントに左右されていたら、正確に判断できないので、レース映像をしっかり見て回顧したい。

今回、香港馬のガンピットについて詳しく調べなかったのは反省。

香港のオールウェザー1800の標準タイムが1分48~49秒。これは中京のダートなら重馬場で高速馬場になった場合に出る時計。
オールウェザーとダートは違う。これはドバイWCのホッコータルマエの成績でも解るとおり。
ガンピットが連勝した距離は1650、香港は短距離が強くスピードある馬が多い。
楽勝でレコード更新といっても1分36秒3、仮に東京ダートのマイルで良なら、どれくらいの時計で走れるか。
ダートの場合、重馬場より良馬場のほうが時計が速いってことはない。単純に時計換算してもマイルで38秒とか、1000万レベルの馬なんじゃないかな。
ダートではなくAWでの連勝だったので、ここで1円もいらないのはハッキリしていたけど。
かなりスピードがあるのは理解しないと。ここが抜けていた。

香港のレース見ても、テンに速い馬が多い。これで好位とってるんだからスピードあり。
14番枠から、差しってことはないので先行好位を取りにいく。
12番に外から被されたら終わるクリノスターオー。
二人とも逃げるつもりはなくても好位を取りたい騎手。日本のダート経験は少なく、まだペース判断はできない。

これに1コーナーで外から捲られそうになったコパノリッキー。
ここで2頭を前に行かせて、番手で競馬できればいいんだけど、スロー逃げでしか勝ってきてないので、そのままハナを譲らず。
ペースが緩むことなく、3.4コーナーも勝ちに動く馬が多くて、みんな前傾。
これで後方にいた組が外回してもとどく展開に。
なかなか中京1800で見れないレース。このメンバーで見れたのは面白いし、各馬の限界も解った。

サンビスタ
先行しようと前に行くも、行き場なく内ラチ沿いの3列目。
他馬が仕掛ける中、直線までロスなく回ってこれたのはかなりプラス。
脚はたまっていたので、クリノスターオーが下ってきたところを外に進路、さらに外に進路で前が開く。ホッコータルマエの外に出してから伸びてきて、前傾でバテた組を差して勝ち切る。
デムーロ騎手の重賞騎乗は思い切りがよくて勝つことが多い。
勝負しているので、陣営も仕上げて任せられる。
展開に、4番枠で、道中ロスなく追走でき、直線もロスなく外に進路。
全てがハマった勝利。他馬のミス騎乗もあった。
これで、次走以降に過剰人気になるようなら軽視。
もうあとは無事に繁殖にが陣営の仕事。

ノンコノユメ
この2着は直線でラチ沿いが開いたのが全て。
1枠からロスなく1週回ってきただけ。外差しだったら進路次第。追って伸びるタイプなので、真っ直ぐ追えるかどうかが大きい。
なので東京の外差しがベスト。瞬発力なくスタート後は後方に、これがもっと馬体成長すれば道中で追い込みではなく差しの位置に。これで出走できるレースの幅が広がる。
ダートで追い込みはコースと展開次第になるので、なかなか軸では狙えない。
ルメール騎手から乗り替わりの時は要注意。

サウンドトゥルー
今がピーク。どのコースでも追い込んでくる。スローでもハイペースでも対応。
大外差しだったので、かなりのロス、一番強い競馬したのはこの馬。
JBCクラシックで仕上がっていたので、次走まで状態が維持できるかどうか。

ロワジャルダン
大外からスタートして、いきなり外に斜行。
3.4コーナーで進路を迷って間を狙う。勝ち馬の後ろ、同じ進路を通り外差し。
ノンコノユメの前にいたので、内ラチ沿い狙ったら勝てたかもしれない。
ゴールデンチケットの全弟。芝と併用されずダートだけならかなり走る。まだまだ上はある。
来年はずっと買いで。騎手はあたりがソフトで真っ直ぐ追えるほうが合うかもしれない。

ホッコータルマエ
プラス8で太めの作り。コパノリッキーだけを負かす騎乗でペース無視。
いくら低メンバーでも、この状態で勝負してきた馬には勝てない。
連覇とか興味なく、地方連戦あるし、まだ勝ててないフェブラリーS勝負かもしれない。
東京大賞典、川崎記念と軸は確定。今年はドバイに遠征するのかどうか、費用の問題あるし。
どこかでG1地方も含め10勝目を狙って仕上げてくるでしょう。
来年は7歳なので、引退後も考え無理はしてこないはず。要注意。

コパノリッキー
フェブラリーS勝ちから、スローで絡まれないと勝てる。
日本テレビ盃のように道中絡まれると直線伸びない。
強力な逃げ馬ではなく、自分のペースで走れないときは弱い。
日本人騎手なら政治力でなんとかしているけど、相手が大物馬主だったり、外国人騎手だと、そういうことは通用しない。
今後は、メンバー次第、相手の騎手も見て判断。

ローマンレジェンド
そこまで状態悪くはなかったけど、ケガの影響は大きいのかもしれない。
もうG1のメンバーでは勝ち負けできない。来年8歳となると、無理しないかも。

クリノスターオー
ムラ馬。この騎手なら変わるかなと期待したけど、全然ダメ。
まだ若いので、一度鍛えなおせば変わると思う。どこかで間隔空けて、、この厩舎では期待薄かな。
このまま人気落ち、もう買われることはないでしょう。G3で楽に逃げれた時は面白いと思うので、一応常に押えておきたい。


カペラSの狙いはコレ
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