2015年12月24日木曜日

朝日杯FS回顧

1:34.4 (34.7-60.0-34.4)
12.5-10.8-11.4-12.6-12.7-11.9-10.8-11.7

1着リオンディーズ
2着エアスピネル
3着シャドウアプローチ


先週の牝馬G1と比べてスローペース、直線だけの上がり勝負。
前半ペースが違うから、こっちが強いとなるけど、中身からそこまで差はない。メジャーエンブレムが強いのか、リオンディーズがそこまで強くないか、現時点でどちらも馬体は未完、クラシック候補と言える程度。

馬場は外差し。

外差しで大差をつけると過剰に強く見えるのが競馬。
ただ、負かした馬のレベルも考えないといけない。

これが5F59秒、1秒違うだけで直線の外差しは違うイメージになる。


リオンディーズ
馬体で気になるところがあるので消しにしたけど、このメンバーでは相手にならず楽勝。
スローなので直線入り口一団、こうなるとスムーズに追える外差しがいい。2列目だと前が壁なので進路探して左右に動きながら追い出し待ち。トップスピードに乗る時間差になる。
半兄エピファネイアと比較されているけど、あまり似ていない。
シンボリクリスエスとキングカメハメハでは、産駒が傾向が全く違う。
キレが無かった兄、キンカメになってキレがありマイルも勝てた。前後の筋肉も違う。
次走は未定。距離はダービーまでなら2400、古馬になったら短くなっていきそう。しっかり脚元を固めないと故障すると思う。
去年の朝日杯組のその後を見ても、レベルは中山の時より落ちている。他路線組のほうが上なので、これで次走過剰人気になるなら逆に狙える。

エアスピネル
前走楽勝したのは相手のレベルが低かったから、勝ち馬のように能力上の馬が相手になると楽に差される。これが2.3歳の競馬。初対戦の難しさ。
新馬と時計が同じ。馬体から成長期待薄、走法がピッチでこれから上が期待できるかは微妙。
スピードはあるキンカメ産駒が強く出ていて、距離は騙して乗ると直線伸びないと思う。クラシック目標なら他馬が強力なので消し。
NHKマイルが目標なら期待できる。

勝ち負けした2頭がキンカメ産駒。

シャドウアプローチ
エアスピネルをマークして直線早めに外差し。
馬体血統からキレはなく、早めに追って伸びてこれたので何とか差してこれた。
函館阪神内回りの持続力勝負で連勝。東京1400と今回の上がり勝負で3着。こういう感じで適性の差が出ている。それでも上位争いできる馬が強い。馬体成長すれば、まだまだ先がある。
スローペースが多くなってきているけど、馬場は時計がかかるように作られている。重い芝向きなので冬場と夏の洋芝で狙い。

ユウチェンジ
距離長め、オープンで2.3着の成績あり。G1でタフな流れになると、こういう経験が活きる。人気は必ず落ちるので、穴狙いの人は今後のトライアル重賞でも、こういう重賞好走馬の人気落ちが狙い目。

シュウジ
キンシャサノキセキ産駒で短距離馬。マイル経験あり距離不安ないように思うけど、一度1200重賞勝ちに乗っているので、もう折り合いはつかない。
中京の後に、小倉じゃなく新潟2歳だったらまだ可能性はあったけど。前走のようにエアスピネルとの比較はハッキリできていた。可能性でも狙えることがなく、これで3番人気。こういうタイプはしっかり消したい。
来年の夏にはサマースプリント出走していると思う。

イモータル
瞬発力はないので、スローペースで直線まで動けず差しに回っているようでは誰が乗っても勝ち負けできない。
前走追い出し遅れで勝てなかった。マイルは短いのはハッキリしている。
スローペースでも、直線先頭に並ぶぐらい外から捲れていれば。道中緩んだところで外にいれば動けた。どんなペースでもワンパターン溜める騎手では勝てない。
馬体から距離は2000でも短いぐらい。長めの重賞狙って賞金加算しないとダービー出走が微妙になるかも。

ボールライトニング
状態落ち、パドックで終。
マイルが長いわけではなく、直線はリズム悪く、早めに追うのやめている。
賞金あるので、どこでも使える。グリーンFでクラシック出走できるのは宣伝になるので、皐月賞は使うでしょう。どこで叩くか解らないけど、他グループ馬に譲るとして、2400は長い、それでも2200万あればダービーも出走だけはできる。NHKマイルなら押さえれる。
能力あって何かしら決め手がないと重賞は勝てない。長めで連敗が続いて、人気落ちの適距離が狙い目。


ホープフルSが中山2000で賞金もあまり変わらず。
これで朝日杯の価値は下がり、阪神マイルで能力出しやすくなっても馬は集まらず。

阪神マイルと中山2000は適性が違う。
リオンディーズがどこまで通用するか色々な意味で楽しみ。


有馬記念の狙い馬はコレ。穴馬。
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