2012年5月29日火曜日

ダービー回顧

2:23.8 (35.6-59.1-36.1)
12.8-10.8-12.0-11.7-11.8-11.7-12.2-12.4-12.3-11.7-12.0-12.4

1着ディープブリランテ
2着フェノーメノ
3着トーセンホマレボシ

予想は的中も△△で決まっては微妙な結果。
ただ馬連で5680円ついたのは救い。ボックス買いの判断に間違いはなかった。
これまで、印の馬で決まっていて、買い方でハズレがけっこう有り。買い方の向上は永遠のテーマですね。

G1は、特にクラシックは色々な思惑が絡んでくるので、非常に難解で。
考察など、全く無意味に終わることもある。今後に繋がることはありますが。

今年のダービーも特殊な馬場で行われました。
圧をかけて下を固くして、前が止まらない追い込みには不利な馬場に。
これでワールドエースには不利な馬場、ゴールドシップには勝たせたくない馬場に仕上げてきたか。
ディープブリランテの単勝が成績のわりに売れていたのも納得だし、直前にフェノーメノの単勝が売れたのも納得できる。


勝ったディープブリランテは、暴走川田騎手のゼロスが直線までペースを作り、その後ろにいたトーセンホマレボシが直線は目標になり、展開はかなりハマる。
2頭は離れていたので、道中は先頭を走っている感覚でかかる心配はなく、手綱は引かずに馬なりで走れたのは大きい。
これがスローだったら、また折り合い欠いて直線までに余力なく伸びを欠いていた。

ダービーは運がないと勝てない。
実力があっても、全てに恵まれないと勝てない。特別なレースですね。

この馬はスタミナがあるので、こういう持久力を必要とされるレースでは強い。
能力は高いので、目標にはなるけどもスローなら自分で動いて仕掛ることもできるし、この距離をこなせたのは大きいので、今後も複勝で追い続けても面白い馬かも。

2着フェノーメノは、皐月賞に出れなかったのが大きいかも。
今年の中山はタフな競馬が続いて、あの馬場を2回走っては疲労も残る。
成績から東京専用のイメージがつくけど、中山の2戦は敗因が不利や馬場と枠順にあるので、右回りがダメなわけではない。
まだ馬体に成長の余地あり、今後も期待できる。

3着トーセンホマレボシはウイリアムズ騎手の好騎乗でもあるけど、これで2戦連続でかなりの負荷がかかったはず。ダービー出るためにキツイローテだったし、今後がかなり心配。
秋初戦は調教やパドックに注意が必要。

ワールドエースは、騎手の判断ミス。馬がかわいそう。
この馬場で、前が止まらないのを解っていても、馬の末脚に期待する騎乗。
強かったきさらぎ賞勝ちは小牧騎手でしたね、ちゃんと直線では前に届くように4コーナーから動いている。
こういう馬場を無視した騎乗をするから、人気の追い込み馬に乗るときは要注意。

ゴールドシップは内田騎手のレース後コメントの通り。
ワールドエースをマークして、追い出し遅れる。これはかなり後悔してそう。
スタートして位置取りしにいくも隣の社台ベールドインパクトに阻まれて、行き場がなくなり後ろに下げてから外に出す。そして前にいたワールドエースをマークして、先行している他の有力馬を注意するのが遅れ、外差しは決まらない馬場だし終了。
こういうのが運がないというのか。もったいない結果だと思います。

ヒストリカルは馬体重が全て。
毎日杯が重馬場で、あの競馬では反動があって当然。皐月賞に出なかったわけではなく、出れないほど疲労が残っていた。短期放牧で馬体は戻っても、緩めたので中身も抜けて、調教追い切りが一杯になり、輸送で馬体が減る。
安藤勝騎手が無理をしなかったので、今後に期待。

他の着順を見ても、重賞で結果を残してきた馬が後に続いていて、だいたい能力通りに決まった感じ。まだ馬体見ていて、これからを感じる馬もいるし、秋が楽しみです。