2014年4月18日金曜日

皐月賞の穴候補は?


ここでは、過去9年。一昨年は東京開催だったので除外。

そのうち6頭も馬券に絡んでいる若葉S組を考察してみる。

新しい順に。

2012若葉S勝ちから皐月賞2着のワールドエース。池江厩舎
その前にきさらぎ賞を楽勝したり、新馬勝って若駒2着。連対外してないし、きさらぎ賞からだと間隔があるので若葉を使っただけ。皐月賞では2番人気、能力が上だったということなので、これは穴馬ではない。ただ、強かっただけ。

2010若葉S2着から皐月賞2着のヒルノダムール。昆厩舎
まず、この年はヴィクトワールピサが抜けて1番人気だったこと。
新馬2着、未勝利勝って、ラジNIKで4着。この4着は僅差で勝ち馬がヴィクトワールピサ。若駒勝って2着がルーラーシップ。若葉で2着、勝ち馬はペルーサ。
重賞僅差4着、オープンではSS系の良血馬と対戦。皐月賞6番人気が低評価で、実力は証明していたということ。

2009若葉S2着から皐月賞2着のトライアンフマーチ。角居厩舎
新馬戦が遅めの1月京都マイル2着、2月京都マイル4着、3月阪神マイルで未勝利勝ち。この3戦の中身はないけど、馬体絞れ能力を発揮できるようになっていた。
この年の皐月賞は、ロジユニヴァースとリーチザクラウンが、脚と気性に問題あり、逃げて重賞勝って人気になっていたということ。皐月賞は逃げ馬に厳しいレースだったが、前2年が逃げ切り勝ちになっていて意識は前に。潰される可能性はあった年。
勝ったアンライバルドが3番人気で6倍で、4番人気が単勝21倍だったということ。上位3頭に人気が被り、4番人気以下の差はない。
8番人気で気楽に後ろから乗れる。上位に難あり、展開がハマった穴馬の形。

2007若葉S勝ちから皐月賞勝ちのヴィクトリー。音無厩舎
新馬勝ち、ラジNIK2着。休養して若葉勝ち。3戦しか使っていなく、能力判断が難しかった?重賞実績はあり。京都東京で上がり勝負してきた馬よりは、阪神のほうが中山に似ていて買いやすいと思うんだが。
この年の皐月賞は人気上位3頭が差し追い込み馬で、後ろからの競馬は危険な感じがしていた。7番人気で気楽に逃げれて、同型サンツェッペリンのアシストも有り。これも展開がハマったパターンだけど、重賞2着の実績はあった。

2006若葉S勝ちから皐月賞3着のフサイチジャンク。池江厩舎
新馬が中山で勝ち、福寿草、若駒、若葉と2000で4連勝。皐月賞では2番人気、能力あり人気で大事に乗り過ぎた感じはあった。勝ったのがメイショウサムソン、2着にドリームパスポート。先行と好位差し。これも実績と能力あり、穴馬ではないですね。

2005若葉S4着から皐月賞2着のシックスセンス。長浜厩舎
函館で新馬2着、未勝利勝ち。その後はデイリー杯マイルで惨敗。京都2歳3着、ラジオたんぱ4着。この2戦の1.2着がヴァーミリアンとローゼンクロイツで2歳暮れでは最強の2頭だった。その後状態崩してクラシックでは活躍できず。ちなみにラジオ3着がアドマイヤジャパンで京成杯勝って弥生賞2着から皐月賞3着。
まず2歳暮れまでに能力の高さは示していた。そして京成杯2着。きさらぎ賞4着、若葉S4着。2戦結果が出なかったことで、皐月賞12番人気に。
ラジオたんぱ、京成杯でアドマイヤジャパンと大差なし。それが3番人気15倍と12番人気124倍。新聞も含めてみんな近走で判断してしまうのがよく解るオッズ。
人気なければ気楽に乗れる。重賞実績あり。これぞ穴馬といった感じ。


この6頭をまとめると。
連対外してなく皐月賞でも上位人気になるような実力のある馬。
皐月賞で上位人気なるような実績のある馬と、過去に重賞で対戦していて善戦していた実績ある馬。
その年の上位人気馬が、逃げ、追い込みなど極端に偏っていて、それとは逆の脚質で展開次第で一発狙えた馬。

G1実績ある調教師。
父SS系か良血馬。


そして今年の若葉S組の2頭はどうなのか。

アドマイヤデウス
上がりも速く楽勝したが、勝ち時計は遅め。中弛みで古馬1000万にも足らないレベル。重賞実績なし。距離2000は合うがレベルが低い。皐月賞ではハイペースを後方で展開がハマったとしても、あと2段くらい上をもってないと厳しい。
アドマイヤドン産駒で、速い上がりには対応できない。大雨で不良馬場なら、でもこの可能性は低い。穴要素が特にない。

ウインフルブルーム
このレベルで直線先頭から残せないようでは、まず距離が長い。朝日杯3着、シンザン記念2着、この通り。マイルを先行してしぶとく粘るのが合うと思う。消し。

買うとしても、手広く大穴まで狙ってパドックで前走より良くなっていて、3着にアドマイヤデウスを入れるかの程度。


これなら、穴で他に買いたい馬がコレ
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