2014年4月20日日曜日

皐月賞で軸にするなら


G1となると、いろいろと意味なく盛り上がっていますが、当てたいなら冷静に考えましょう。

有力馬のそれぞれ思うところを書いていきます。

人気順に。

トゥザワールド
混戦と盛り上げてくれたおかげで、現在単勝4.4の一番人気。2倍後半か人気割れても3倍前半とイメージしていたので、何でこんなに人気ないのか。
馬連、三連複の軸では売れているので、弥生賞の結果から何かに差されると予想している人が多いってことですね。連軸、複軸としては信頼されている。
単勝だけ見てる人は混戦だと思って悩んでる感じに。
弥生賞をどう見るかで変わると思う。
例年中盤に緩みが入り皐月賞とは違うラップになるのが、今年は前半スローから後半5Fの持続力勝負に。
これの意味は、皐月賞は例年どんな展開になっても4Fの持続力勝負になるということ。3コーナーの入りが残り4F、ここから動かない皐月賞なんて○○○でしかない。
弥生賞では向正面でトゥザワールドが外から前に並んだことにより、逃げ先行は残り5Fから動くことに。12.0前後のラップが続くところを外から馬なりで上がっていく。直線で先頭に立って、残り300ぐらい追っただけ。
弥生賞前は、京都でキレを活かして連勝してきた馬。それが荒れ馬場を苦にせず。自ら競馬をつくってハナ差でも勝ったということ。
この日は、直線先頭のタイプが勝ち切る馬場で、川田騎手は前の芝レースに乗らず馬場を確認していた。今回はどうでしょうか?違うタイプの馬で前のレースに乗って確認するか、映像でしっかり見て確認するか、どちらが馬場をよく見れるか。
同日に古馬500万で2000があったがこれは勝ち馬が強すぎ、2着も1000万で走っていた馬で次走500万を楽勝。弥生賞が古馬500万レベル?1000万で1800があったがラップは違うけどプラス200換算で緩く足しても弥生賞のほうが上。弥生賞は古馬1000万より上のレベルと考えていい。
皐月賞は好位差しが有利な脚質。内枠に入ったら折り合い欠いたときに苦しくなったけど、この枠なら動きたい時に動ける。馬のリズムを崩さないのが騎手の仕事。
弥生賞の時よりは速い馬場に。しかしBコースで3週目、内側は荒れている。また外を回れる馬は有利に。かなり条件は揃っていると思う。

イスラボニータ
まず、右回りは問題にならない。あれだけ手前を器用に変える馬がダメなわけない。
能力は東スポ2歳の通り。持続力は証明済み。前走で上がり3Fのキレ勝負にも適応。
皐月賞が東京2000なら楽勝するでしょう。
問題は今の中山の馬場に合うかどうか。前走で見せたキレは皐月賞には必要なくて、前が柔らかく脚が高く上がりストライドが大きい走り方。直線が長くて、下がある程度硬い馬場向き。
今の内が荒れた馬場でどうなるか。あとは急坂も合わないと思う。東京でも坂を上ってから追って伸びている。
元々、皐月賞は使わないみたいなこともあったりなかったり。
厩舎も、クラシックとは無縁。共同通信杯楽勝したけどレベルはメンバーはどうだったか。
ここで、中山で軸で買うことはないですね。押えか、消しも有り。

トーセンスターダム
何向きとか色々盛り上がっているけど、その前に。3連勝の中身。京都2歳Sは上がり3F勝負、僅差の2.3着馬はその後弥生賞で惨敗。きさらぎ賞は上がり3F勝負、0.2差3着で直線の伸びが同じだったエイシンエルヴィンも弥生賞で惨敗。この3頭、弥生賞で789着の同タイプ。距離2000が長かったとはいえ勝ち馬とは少し離れ過ぎかな。
きさらぎ賞が稍重だったから、中山の荒れ馬場も大丈夫とかどこかで見たけど。重馬場でも時計が出るのが京都です。
あとは武豊騎手は京都競馬は超上手いので、中山で同じことを馬と騎手に求めるのは。
馬主の夢はダービー。ここがポイント。仕上げずに緩くつくっていたのもそのためかと。無理せず疲労をためず、馬の成長を待つ。ダービーをイメージして競馬をする。
皐月賞で追い込み決めるなら、前走でもっと楽勝していないと。ここは消し。

アジアエクスプレス
これが4番人気まで上がっていたのはビックリした。関係者票としか思えない。
ダービーは距離的に無理なので、NHKマイルは?と考えても強力なのがいるし、高速馬場で33秒台になると厳しい。
馬体から距離はギリギリ。能力あり、今の馬場は合う。キレはなく追って伸びるタイプ。
荒れた馬場は苦にしないので、内が開いてくれれば。枠は内枠がよかったですね。
勝ち切るのことはないけど、着狙いで乗れば確率は上がる。印でいうと△は外せない馬ですね。

ワンアンドオンリー
弥生賞の直線を見て、もっと買われるかと思ったけど。。。
今のところ、まだ馬体が出来上がっていないので、うまく脚を使えない。コーナーで上がっていくことができなくて、追い出すのが遅れる。
ラジNIKも弥生賞も騎手が上手く乗っている。どちらも坂を上がってから伸びているのが解る。
先行できるタイプではないし、前走コーナーで荒れた部分で上手く動けていないので、内を狙うのは考えにくい。前半は内枠からロスなく回って3コーナーから外を回るイメージ。フルゲートで逃げ馬がいなく隊列が短いとかなり外を回る可能性あり。
どうしても、この脚質は展開に左右されるので、追い込む可能性あり、軸では買いにくい。
ダービーまで考えると、ここで先行してリズム崩すことはしない。末脚をさらに活かせるようにするのも先を考えて大事なこと。人気も落ち着いてきたし、相手の上位で買いたい。

ロサギガンティア
これが6番人気の理由は騎手でしょう。前走のデムーロ騎手は確かに上手かった。
けど、まず改めて馬の能力で考えたい。
新馬は謎の函館でこれはなかったことに。未勝利が東京マイルで楽勝、ベゴニア賞はずっと前が開かず追えたのは残り100のみ。これで半馬身差の2着。しっかり追えていたらどれだけ楽に勝てたのか。これで朝日杯は出れないので放牧に。これが結果的に良かった。馬は成長して中身ができてくる。そして2月東京開催500万1800、今度は前が開いたら楽勝。
この時点では500万相手で、東京で上がり勝負キレ脚を活かして勝ったと思っていたが、スプリングSがなかなか強い勝ち方。距離ロスなく内を回っていたが内側は荒れた馬場でパワーは必要。4コーナーうまく外に出したけど、直線もしっかりゴールまで伸びる。
かなりの持続力あり、荒れ馬場も問題ない。
これ血統で判明。父はフジキセキ、これがスピード。母はドイツ血統で母父にはナスルーラが入り、母母にはダンチヒが入る。これってクロスはないけど、うまく考えた配合。それぞれのイイところが出てくれば、相当強い馬になる可能性あり。
528の大型馬には見えない柔らかさと筋肉の質。デムーロ騎手ならかなりの確率で皐月賞も勝てたでしょうね。
藤沢厩舎、仕上げが甘いところがあるので、間隔空かず3戦目で仕上がりに問題なし。馬主は違うが同厩のアシストもありそう。
柴田善騎手、騎乗馬の質を考えれば複勝率は高い。なかなかG1勝てないけど、中山で高速馬場のキレ勝負じゃないなら、馬の能力が高ければ、これだけ条件揃えば、可能性はある。
パドックで前走より更に良くなっていたら軸で買いたい。今のところは相手で必ず買いたい馬。

今までのレースを振り返ってみて、やっぱり少し特殊なところがある今の中山で勝ち負けした馬は強い。古馬重賞見てても、荒れたコーナーで馬なりで上がっていけるのは能力が上の証拠。

弥生賞、スプリングSの4頭は絶対消せないが結論。


これだけ7番人気以下が離れるなら、三連系は1枠あるか微妙だけど。あるならコレかコレ
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予想は昼に更新予定。