2014年5月30日金曜日

オークス回顧

2:25.8 (35.2-60.7-59.6-35.1)
12.4-10.6-12.2-12.8-12.7-12.7-12.8-12.5-12.0-12.0-11.3-11.8

1着ヌーヴォレコルト
2着ハープスター
3着バウンスシャッセ


予想は絞ったのでハズレたけど、参考にして買われた方は当たったかも?

負けるなら騎手、岩田騎手なら一発、距離で消し、掲示板レベルなどなど。

まず、ヌーヴォレコルト
ほぼ、完璧な騎乗でしょう。道中はノーザンF系にずっとマークされて囲まれてる。
サングレアルなんか馬体減で可能性なくなったから、完全に指示出ていたはず。ずっと外から被せている。
直線は、間を割ったというか、パトロール見れば解るけど、前にいたマーブルカテドラルがバテていて内によれたため、待っていたら勝手に前が開いたといった感じ。
勝つ馬ってこんなもんで、運は絶対に必要。数年前のダービーも誰だったか、前が開いた瞬間に勝てると思ったみたいなこと言ってます。
馬は、中間の調整通りで、強く追い切りやっても馬体増。そのまま馬体に表れる。
ハーツクライ産駒の調整方法が解ってきているんだと思う。
晩成ではなくて、成長力があるということ。
元の能力が高いというのもあるけど、賞金加算のために勝つ競馬をしたのが2勝目の中京で、それ以外はしっかり仕上げていない。成長を待っている。
桜花賞で通用するの解ったから、次は休養できるのもあるし、勝負してきた感じ。間違いなく今までで一番の出来。
ハーツクライ産駒で活躍してる馬。全て同じ特徴があって、同じような馬体成長している。
これは一口やPOGやるときに使える。写真でも解ると思うので、調べて見比べてみてください。


ハープスター
負けるなら騎手しかないって、その通りになってしまった。
能力出し切っての負けなら、いろんなことがあったとしても、ここまでの馬だったと思えるけど。
こんなに上手く乗れないというか、馬と合わないのは、どうしようもない。
展開、距離、道中の位置取りは、特に問題はなし。
直線は問題だらけ。
まず、先週までは外が全く伸びない芝で、オークス週に芝刈りして、Bコースで見ると真ん中から内が均一になっている。これより外は今までと同じく差しには不利な馬場。
で、直線入り、追い込み馬は前の馬が外に進路とったら、さらに外に。これは仕方ないこと。距離ロスというか、まっすぐ追ってトップスピードにするためには当然外に出す。
前にいたニシノアカツキのところが真ん中辺り、これより外は伸びない馬場。それでも前との差をつめていくのが能力の違い。
理解できないのは左鞭だったこと、右に持ち替えるのが遅く、隣とは3頭分ぐらい空けて走っている。横に馬はいないし、後ろとも間隔あるし、内によれた?まっすぐ走らそうとした?
綺麗に乗ろうという意識が強かったのか、勝ちたいっていう気持ちがラストは足りない。
馬は、併せに内に進路、騎手は他馬に迷惑かけるわけないのに真っ直ぐにこだわる。外に引っ張るし、差せないと焦ったのかラストは腰をドンドン落として、失速させてるし。
着差がクビ差、大外に進路とりしないでニシノアカツキの横で走らせていたか、大外にこだわったとしても、ラスト内に進路とって馬の邪魔をせずに追えたら。
どちらかやれたら勝てたでしょう。
こんだけ悪い条件で直線走らせて、よくクビ差までこれたなと思う。
こういうタイプの馬、ムーア騎手だったら、どうなったんだろうとも思う。
馬は何も悪くない。まだ凱旋門目標みたいだけど、札幌記念も川田騎手で負けたらどうするんだろうか。
負けて白紙で、乗り替わり。天皇賞秋とジャパンカップ狙いでもと思うけど、他との兼ね合いがあるし、色々と難しいですね。
距離が長かったみたいな意見が多いから、今後2400で結果を出してくれることを期待してる。
そうしないと、ここまで中距離仕様でつくってきた意味がなくなるので。
追い込み馬は好きではないんだけど、この馬体には期待したい。

バウンスシャッセ
ヌーヴォレコルトの内でずっと我慢してる。これは内差しさせないように指示が出ていたのかも。
直線も、内が空いてるのに、最初は外に張ってとにかく内差しだけはさせないみたいに乗ってる。
ある程度おさえたので、残りは自分の競馬。一気に内に進路とり、前が開いていたのでスムーズ追えた。一瞬伸びたけど、キレがある馬ではないし、抜け出して残すタイプ。ラストは勝ち馬と同じ脚に。
こういうのって、最初から抜け出して追っていればってなるけど、長く脚が続くタイプではないので、勝ち馬の目標になってゴールまでに差しきられると思う。
距離は長いほうが合うので、秋華賞とエリザベスなら馬場次第では勝ち負けできるかも。まず上位2頭は他路線だろうから世代上位になれる。
あとは、洋芝で買い。函館、札幌、冬の中山では必ず買いたい。

ブランネージュ
予想通り掲示板5着。前走もラスト伸びを欠いているし、1800までで狙いたい。
よくこの状態で走っているし能力はある。牝馬重賞G3ぐらいなら勝てると思う。

マーブルカテドラル
一度調子を崩すと戻すのが大変なのが牝馬。アネモネ前にやってから、去年の良かったころには戻らず。無理はしてないので、休んで変われば。
桜花賞7着、オークス6着。これも状態さえ良くなれば、G3ぐらい勝てる。マイルがベスト。

マイネの2頭が8.9着。スピードないとこうなる。重い芝か雨で重馬場で狙いたい。上がりがかからないと、こういうタイプは厳しい。

フォーエバーモア
終わったら、あっさり敗因は距離と認めた。からまだマシなほう。
馬が見れる人なら、みんな解ってる。桜花賞で限界も見えていたし。
これが5番人気。こういうタイプは毎年確実に消したい。

マジックタイム
クイーンCとフローラSの結果が、今のこの馬の能力です。横山典騎手に替わっても、馬の能力が足りなければどうすることもできない。
騎手の乗り替わりで買いのパターンは、前の騎手が能力はあるのに活かしきれてない時。今回は違う。誰が乗っても同じ結果。
これが6番人気で、穴みたいな感じに一部盛り上がっていたけど、こういうのも確実に消したい。
あと、この厩舎は調整が下手で、必ず馬体が減る。社台系の馬なら外厩が仕上げ上手いので休み明けは買えるけど、その後がダメ。馬の能力あっても厩舎で消える。
この血統、馬体で、細くつくるのは理解できない。
一口目線で言うと、入厩予定で名前が出たら選びたくないタイプ。

最後にサングレアル。
前走からマイナス14で400、これがなければですね。追い切りやり過ぎで怒られたみたいだし。
一応、調教後で414だから、輸送で減った形に。
前走で仕上げて馬体は出来てるから、追い切りは馬なりで時計出さなくても良かった。それで420、軽くなら輸送減も少なくなり410ぐらいで出走できたかも。
腹が上がって細かったけど、この血統の良さは馬体からは見えた。
今回は、完全援護に回った形なので、この馬のリズムで乗れば、もう少し上にいけたと思う。
ゆっくり休んで馬体成長すれば430ぐらいに。秋に期待したい。


上位人気3頭で決まり、今年は最後まで波乱無し。
トライアルが荒れないときは、能力差がハッキリしていて本番も堅い。

牡馬はどうなるか、ダービーが楽しみ。

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