2015年4月25日土曜日

皐月賞回顧

1:58.2 (35.2-59.2-59.0-34.7)
12.5-10.7-12.0-11.8-12.2-12.2-12.1-11.7-11.4-11.6

1着ドゥラメンテ
2着リアルスティール
3着キタサンブラック


良で高速馬場の最終週。日曜は午後から小雨。

馬場開放で確認したら、下は水を撒いたような感じで乾いてはいなかった。
内ラチ沿いの荒れた部分、乾いてパサパサで力がいる状態から締まって走りやすくなっていた。
外側は芝丈が長いので、それが傘になり下が濡れることもなく走りやすい状態。

雨で外差しから内も残せる馬場になっていた。

例年の中山芝は、ってことが通用しないので、最終日でこれだけ状態いいのは馬場改良の成果。
平均ペースで58秒台、後方でラスト流していても59秒台、この馬場の変わり方は今後しっかり中山芝レースの予想に反映したい。

全体のラップは、2ハロン目が隊列決めるのに速くなっただけで、緩むまではいかないけど中盤で脚も溜まるペース。平均からの上がり3F瞬発力勝負と見る。


ドゥラメンテ
まず皐月賞の出走が賞金の面で足らなかった、スプリングSとかトライアル使えば加算できたけど、折り合いに難があり、ダービーを意識していた。回避馬が多く出走可能とみて調整したので本数は少し足りない。
レース間隔空いて、追い切りも軽めで、これがプラスになったんじゃないかと思う。
使い詰めで権利取って、テンション高めで使っていたら、イレコミで能力出せず終わったかもしれない。
問題の4コーナーの進路取りも、その前にバテて後退した馬がいなかったら外に出せる進路は開かなかったので運がいい。
そのまま前が壁で回ったとしても直線は拡がってるので差して2着はあった。
スピードあって瞬発力はあるけど、折り合っても持続力はまだ疑問。ある程度の相手なら能力で対応するんだろうけど、騎手は選ぶ馬なのは間違いない。
デムーロ騎手でも毎回必ず上手く乗れるとは限らない。
ダービーは例年通りの展開で折り合いつくなら確実に勝ち負け。流れが速くなるのも合う。
逆に、誰も逃げず超スローになった時だけが心配。

リアルスティール
目標はダービー、前走で反応が悪かったのか早めの競馬で2着。
これは欠点が特にないので、同世代なら毎回馬券内にくる。
新馬勝ってから、間違いなく厩舎も騎手もダービー意識、いろいろな競馬をしてきて、スタート速く問題なし、折り合いもつく。
まだまだ馬体は余裕があって、2段階ぐらい上があると思う。この短期間でどうなるか、あとはどこまで仕上げてくるか。
ドゥラメンテの楽勝を見ても、ダービーの軸は今のところ変えない予定。

この2頭、サンデーRでノーザンF、ここ2年牡馬で活躍した馬はいない。
これが全てだと思う。ダービーも必ず買わないといけない。

キタサンブラック
2番手で楽に乗れたので、直線で早めに交わされても、その後は残して3着。
前走が権利取りで仕上げていたので、状態維持の少し緩め。
500万勝ちの東京2000を見ても、コーナーが大きくゆったり走れるほうが合う。
展開次第で、また3着あるかも。

ブライトエンブレム
瞬発力はない、持続力がある馬。もっと時計がかかるか、上がりがかかる競馬なら勝ち負け。
能力は高いけど、これもダービーは展開次第。

クラティススカイ
桜花賞のスロー逃げを意識したのか、盛り上げるためか平均で逃げる。
今日の馬場ならどう乗っても上位には敵わないと思ったのか、買いか消しか解りやすい騎手。
G1だと能力足らない。

サトノクラウン
謎の出遅れ、それで位置取り後方になれば追い込みで勝負するのは仕方ない。道中もっと前にと思うだろうけど、G1のメンバーでそれをやったら他馬に利用されて自滅する。
外々回って、直線で加速するところで前をカット。
ラスト追って伸びてきてはいるので、全てにおいて運がなかったということになってると思う。
東スポ2歳の時のゴール前の瞬発力が目立っているけど、メンバー弱かったし時計は遅いし、実はあまり価値はない。
正しい評価は弥生賞の結果で、血統とこの結果からも合っている。
古馬になった時のイメージとしては、札幌記念とか中山記念で強いタイプ。
距離伸びて上位2頭より良くなることはないので、展開ハマるか、雨とかで持続力の競馬になるか、何かプラスになることがないと厳しいと思う。

ここから後ろは、馬場が合わないのと、4コーナーの不利が全て。
それぞれ適条件で狙い。

今年のメンバーは、瞬発力か持続力か割れているので、それぞれ予想に活かしたい。



福島牝馬Sの狙いはコレ
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