2015年4月9日木曜日

大阪杯回顧

2:02.9 (36.6-61.1-61.8-37.1)
12.8-11.1-12.7-12.2-12.3-12.4-12.3-12.2-12.1-12.8

1着ラキシス
2着キズナ
3着エアソミュール


雨開催の不良馬場で3.4秒は時計がかかる状態。

ここまで悪くなると、全くダメな馬以外は大差なく全馬時計がかかるだけに。

前後5Fを見て少し前傾、でもこれはゼロスが単騎逃げしたラップ。
後ろの集団は5Fで1秒以上離れて追走、後方はスロー後傾の競馬。

勝ち負け2頭が集団の後ろにいて、最後方のスピルバーグが4着。
集団の先頭にいたカレンブラックヒルが強気に乗ったため、差し追い込みが決まる流れに。


ラキシス
まず、この血統は成長力がある。5歳牝馬で休み明けプラス10でも太めでなく緩くもない。
角居厩舎の管理が凄いのもあるけど、去年秋からずっと状態イイまま。
マイルは短い、2200がベスト、ディープインパクト産駒だけど重賞クラスに入ると瞬発力特化したタイプに負けることもある。重馬場こなせるので、次は宝塚記念目標なら狙いたい。

今回はルメール騎手の上手さも目立つ。集団の後ろ、キズナより前で乗って脚をためる。4コーナーは外を回さないようにロスなく、前がペース速いの解ってただろうから、進路選択さえミスしなければ、もう勝つイメージはできていたような騎乗だった。
1か月の騎乗停止明けで気持ち入っていたのか、土日7頭で4.3.5.2.4.3.1着。もう重賞勝ち。
騎乗数は絞るみたいなので、自然と馬質も上がるけど、結果出さないと逆に回ってこなくなるわけで、それだけ自信があるのかもしれない。
社台FとノーザンF、ほとんどが勝負以来だと思うので、これは全て買っていい。あとは橋口厩舎、ハーツクライの有馬記念以来、勝てる馬は依頼してる。これで勝ちが減るのは小牧騎手かな。こうなると他で勝ちにくるのがベテランだと思うので、その辺りはどれに騎乗するのか見極めたい。

キズナ
マイナス8で前走よりは絞れたけど、まだまだ緩い。
これはケガを意識した仕上げ、G2で勝負仕上げするわけなく、また故障したら終わるから様子見しながらレース使うと思う。
去年の大阪杯より、まだプラス8重いので、これから良くなる余地あり。
天皇賞春は、メンバーよりも展開次第。宝塚記念は、目標が凱旋門としたら疲労が残らないようにメイチは無い。
ダービー馬で客寄せ扱いなのか、4戦は使いすぎだと思う。
京都のほうが下り坂で加速できるので合う。上がり勝負なら長距離もこなせる。
必ず人気になるので、軸よりは相手。引退まで残り2.3着になりそうな感じはする。

エアソミュール
差し追い込みが決まる展開で、前で乗って3着。
前走が脚を余して3着、前々走が折り合い欠いて3着。
全て上手く乗れなくて重賞好走。何か特化してる馬ではないので脚を使うタイミングが大事になる。
デムーロ騎手がこのまま乗り続ければ、特徴つかんで結果出すはず。
古馬になっても馬体成長できる角居厩舎はやっぱり凄い。

スピルバーグ
遠征前に仕上げていたので、状態は良かった。
内回りで直線短く、不良馬場でキレは活かせず、それでも後方から伸びてきてはいるので、海外でどれだけやれるか期待。
距離とタイプ的に凱旋門はないと思うので、秋の天皇賞秋とJCも期待したい。
G1勝っただけで適性抜きで2番人気、こういうタイプはしっかり消して買いたい。

ロゴタイプ
スピードがあって時計勝負に強い馬。
重い馬場は3歳函館の札幌記念でダメなのはハッキリしてる。
今年4戦で使い過ぎの感じはあるので、馬体減ってるし、間隔あけて馬体戻らないと、かかってラスト脚が無くなる負けパターンになる。
ベゴニア賞と朝日杯FSが強かったので、次走、安田記念なら狙いたい。

カレンブラックヒル
集団の先頭で緩急つけて勝負せず、差し決まる流れで騎乗。
指示があったのかアシストしたような感じ。
集団をコントロールして、直線まで抑えるか、ゼロスについていって集団から離れるか。
秋山騎手が乗れなかったのは影響大だった。
2000は少し長いけど、内回りなら乗り方次第、また条件合うレースで狙いたい。



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