2015年4月17日金曜日

皐月賞考察2

続いて2番人気になりそうなリアルスティール。

良血で全兄ラングレーより馬体大きく能力は高い。
けど、まだまだ仕上げてないので緩さは残る。

新馬戦を12月末にして、ある程度、走れる状態まで待つ。先を考えて使っている。
阪神1800で上がり3Fを33.3馬なり楽勝。2着馬が次走未勝利勝ちなのでレベルが低かったわけではない。

ただ、勝ち時計は遅いので、まだここでは能力だけで勝った感じに見えた。

次走、選んだのが共同通信杯。
今年は2歳重賞が増えて賞金加算のレースが増えたため、強力な馬の分散があったと思う。社台Gは調整したはず。
重賞勝ちの馬はいなく、2.3着馬や500勝ちの馬の中で、新馬から出走で3番人気6.1倍。
ドゥラメンテ1.8、アヴニールマルシェ4.8、中身抜きで自然と前走の結果から売れるのでこれは仕方ない。
この重賞は皐月賞トライアルではなく、3歳で一度東京を使える重賞。有力馬は必ずダービーを意識して選んでいる。
なので必ず道中は折り合い確認、そこから上がり勝負というか東京の直線でどれぐらい脚を使えるのか試す。
勝ち時計よりも、道中の折り合いと直線でどんな脚を使えたかを確認したい。
まず、新馬よりは良くなったけど、まだまだ馬体は緩い、これで瞬発力どれだけ出せるのかといった感じ。
スタート後に外によれてる辺りが緩さ、好位につけられるテンのスピードは有り。前には行きたがるけど、抑えると反応する。道中12.5ぐらいのラップでしっかり折り合い脚をためれることが直線に活きる。
1枠活かしてラチ沿い回って直線、どこか開かないか進路探して少し外に、前がちゃんと開くのを待って残り300から追い出す。残り200で先頭に並んで、抜け出してからはラスト流している。
トップスピード比べなら1段抜けて速い、能力は間違いなく抜けて1番。
加速するまで少し時間はかかる。これはまだ馬体が緩いのも関係してると思う。

もうこれで賞金加算、皐月賞もダービーも出走確定なので、あとは間隔あるのでどこを使うか。
これは、他の馬との調整もあり。スプリングSになったんだと思う。

前走2着に関しては評価変わらない。
完全に試走、直線でどれくらい脚を使えるか計った感じ。
共同通信杯から中4週でスプリング、そこから中3週で皐月賞。全て関東に輸送。

小回り1800で、中団から上がり最速。G1馬をマークしただけで勝ち馬にはクビ差とどかず。
勝つ気なら、もっと早めに動いて楽に差しきっていたと思う。

矢作厩舎の今年の成績は6.12.4.13.10.94で、わずか6勝、そのうち阪急杯と共同通信杯で2勝、2着12回と多いし、上手くはいってない。
3.4歳の管理馬が多いけど、活躍馬は少し。
ディープブリランテでダービー勝っているけど、今年も皐月賞よりダービーが勝負と読む。

福永騎手は、去年G3を3勝しただけと結果出せてなかった。今年は外国人騎手を意識してか、ここまでで4勝、内3勝が関東、平場や特別戦でも結果出ている。
3月に中山で重賞3回、1勝2着2回、馬場改良されて速く強い馬が勝つレースが増えたので、それも関係しているのかもしれない。
他有力馬にルメール、デムーロ騎手が乗っているので、意識して勝負するでしょう。

他いろいろ要素あり。

現時点でどうするか
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