2012年12月16日日曜日

朝日杯FS考察


先週の2歳牝馬は力差がハッキリしていなかったけども、今週の2歳牡馬は1頭抜けて強いコディーノがいて、その次に同じぐらいのが数頭で、半分は格下といった感じの16頭。


コディーノに関しては、スピードがある血統で1800を3連勝。先行して抜け出す強い勝ち方。
どれも馬なりで加速しているので、騎手は進路取りや追い出しに集中できる。展開読みや追い出すタイミングは横山典騎手は凄く上手いので、馬との相性がイイ。
中山1600なので、直線で詰まって届かずの可能性はあるが、他に負けるイメージが無いぐらい強い。
ここまで秋G1では、武豊騎手が久しぶりにG1勝ったし、今度は藤沢調教師の久しぶりのG1勝ちの予感。


2番人気にエーシントップ。
1400を3連勝で、前走京王杯2歳Sは番手から展開恵まれた感じはある。4着のタイセイドリームがデイリー杯2歳S、きんもくせい、京王杯2歳S、ベゴニアと4戦に出ていて、連戦しているのでそれぞれ状態が違ったり、展開や位置取りも違うので、正確ではないが差はそこまでない。
連勝の重賞勝ちで2番人気被っているけど、ちょっと人気し過ぎな感じはする。
中山1600は難しいコースで経験の浅い浜中騎手は不安、先週のこともあるし思い切ってハナで逃げるか。枠が真ん中なのでどうなるか。

京王杯2着ラブリーデイ
1800連勝からの1400に対応。直線ではエーシントップと同じ脚だったし、今回こちらが枠は内側、2コーナーの入りまでに前に出させなければ、好位で競馬できる。先行して上手く乗れるルメール騎手に乗り替わりは中山ではプラスとみる。

きんもくせい勝ちゴットフリート
去年アルフレードが勝ったことで、新潟1600で全く違うコースだが注目される。届きそうにない位置からラスト差しきる決め手あり。新馬は1800だが中山を経験。この馬もスミヨン騎手に格上。新馬戦の時は先行できているし、速い逃げ馬はいないので3番枠を活かして好位なら。

フラムドグロワール
唯一の中山1600経験馬、これはかなりプラス。芙蓉Sは勝ち馬のキレ脚に負けての2着も、出遅れた時に無理しない横山典騎手なので問題なし。前走いちょうは合わない東京1800で勝てたのは大きい。勝てたから出走できるようになり、乗り替わりが先行して残せるウィリアムズ騎手。12番枠なので出たなりで番手なのか中団なのか展開次第になるが騎手を信頼。好調なシルクが今週も2歳戦で絡むかもしれない。

ロゴタイプ
前走ベゴニアは強い勝ち方。社台の馬で、JCがあった日なのでかなり仕上げていた感じはする。間隔が短いので調整は軽め。デムーロ騎手で気になるが14番枠に入ってきたので、ここは勝負ではないとみる。


今年は1600経験馬が少なく、連対した馬は夏のレースとスローで参考にならないデイリー杯を除くと、きんもくせいゴットフリート、芙蓉フラムドグロワール、ベゴニアのロゴタイプのみ。馬主はキャロットにシルクに吉田照哉。社台系の陣営は色々な経験があり、このメンバーをみると色々と納得するものがある。
中山経験あるのも、新馬戦1800のゴットフリートと芙蓉1600のフラムドグロワールのみ。
この2頭は消せない。

最近の重賞は、展開予想するのが難しいので、ここは能力比較と適性重視で勝負したい。