2012年12月23日日曜日

有馬記念考察3


続いて枠のデータ検証

中山2500は、3コーナー奥からのスタートで内回りを一周する特殊なコース。
スタートして200m弱で、すぐに3コーナーを回り、直線の短いコースなので距離ロスを考えると断然内枠有利。

過去10年、3着以内に入った一番内枠の馬番は
1・2・1・6・1・3・6・2・1・5
直線の長いコースなら枠関係なく強い馬同士外枠だけで決まることもあるが、これを見ると、今年も内枠の馬から必ず1頭入ると決め打ちして、三連系の買い方に活かすこともできる。


8枠で馬券になった馬、過去10年では

03年、12頭立ての12番。1番人気の4歳馬。シンボリクリスエス。
2着に9馬身差の楽勝で、能力が1頭違ったため枠は関係ない。出遅れても勝てるレベル。

08年、14頭立て、1.2着が8枠の13.14番で決まる。
勝ったのが、1番人気の4歳牝馬。ダイワスカーレット。
この年は逃げる馬が他にいなくて、スタートしてから楽に内ラチ沿いを逃げることができた。1番人気で強い馬に枠は関係ない。
2着が穴馬で書いたアドマイヤモナーク。スタート後に距離ロスにならないように一番後ろに下げて内側を走る。2週目3コーナーまで一番後ろで、そこから外に出して動く。外々捲って直線も外差し。
まず、人気薄で気楽に乗れたこと、それで一番後ろで脚を温存。1番人気の馬が逃げていて、他の有力馬は早めに仕掛けて追いかける。逃げ馬が強すぎて、追いかけた馬がラスト脚無くなり、そこを外から交わした形。
この2頭セットで出来たことなので、少し特殊なケース。

馬券になったのは3頭のみ。そのうち1番人気が2頭。
今年の8枠、ナカヤマナイト・ルルーシュはどうなるか。


あと、馬齢に関して簡単に

基本的に5歳以下で決まる。
過去10年、6歳以上で3着以内に絡んだのは、G1馬の7歳タップダンスシチーと6歳ダイワメジャー。
それと、穴馬で上げた。7歳アドマイヤモナークと7.8歳エアシェイディ。
この5回の共通項は、前走がG1だったこと。凱旋門惨敗にマイルCS勝ち、穴馬はJCと天皇賞秋。
G1勝ちがあるか、穴要素持っていて有馬記念が目標の馬。
今年の6歳以上は3頭、どれも消せる要素満載。


ここまでに書いた、1番人気、人気薄・穴要素、枠・馬番、馬齢。
これだけで、ある程度絞られてくる。

あとは、どういう買い方をするかのみ。