2013年5月13日月曜日

ヴィクトリアマイル回顧

1:32.4 (34.6-58.2-34.2)
12.4-10.8-11.4-11.7-11.9-11.4-11.2-11.6

1着ヴィルシーナ
2着ホエールキャプチャ
3着マイネイサベル

予想はハズレ、軸だけ違う結果に。
馬場が良まで回復しては予想通り、好天で気温高く内ラチ沿いが伸びる馬場が完成。ここまで偏っては、もっと極端な予想もできただけに、この辺りは事前予想の難しさ。

高速馬場で考えれば、このラップはスローより。
どこにも速いラップなく、しっかり中弛みもあり、牝馬マイル戦らしい流れ。
上がり3Fに近い競馬になりました。道中の位置取りが結果に表れます。
雨が残り外が伸びない馬場で、追い込みや外差しは軽視できるレース。

勝ったヴィルシーナには最適な展開。
先行して直線先頭から粘れるのが特徴で、持続力もあり長い直線もこなせる。
エリザベス女王杯のような厳しい展開になると残せないこともあり、前走の大阪杯で有力牡馬との力差もハッキリしているので、牝馬戦で安定した成績が残せそう。牡馬に挑戦したときは弱メンバーでスローにでもならない限り軽視。
日曜は乗れていた内田騎手の好騎乗もあり、展開も向き運の強い馬な感じがします。

ホエールキャプチャ
ココを目標に仕上げてくる。去年G1勝ったことで、使われるレースが変わってきて反動があったり状態が悪くなったりする。牝馬は一度調子を崩すとなかなか戻ってこなくて、色々と試したりしてくる。一番力を発揮できるレースを目標にして使ってきたときが狙い目で、トライアルの成績・着順は軽視して内容で判断。マイル連対10割、東京コースも得意。先行か好位で走れて、今回は対抗で狙い2着に好走。

マイネイサベル
内伸び馬場で1枠、スタート決めて乗れてる柴田大知騎手が好位で競馬。ラップが遅めなので追走しているペースはいつも通り。
よく消えるケースであるのはスローでも下がって後ろから差し脚を活かそうとする乗り方。これが直線で何も出来ず消えるタイプ。
判断よく前につけて直線も内に拘る。残り150で一旦先頭に立つも、そこからもう一伸びできずソラ使い3着。少し追い出しが早かったか、しっかり勝ち馬に馬体併せて追えていれば。惜しい競馬でした。

この3頭の共通点は、3歳時にクイーンCで好走していたこと。
東京マイルは牝馬戦だとスローよりになりやすく、同じ馬がよく走る。
今年の連対馬はウキヨノカゼとスイートサルサ。来年出走してきたら前走成績抜きで注目したい。

4着復活ジョワドヴィーヴル
3歳時とは別馬になってパドック登場。身が入り筋肉もついて大きく見せる。
今回は展開が合わなかったけど、外から伸びてきた脚はマイルから2000辺りまで使えそうな感じ。ただ適鞍が少なく、狙いどころが難しい。良血でファンも多く毎回人気になるので、買い方には注意したい。

ドナウブルー
この馬も状態戻り、このメンバーなら通用するレベル。スタート後に控えたことで、終始後手でもったいないレース。
ウイリアムズ騎手は先週逃げすぎ、今週は控えて裏目。リズム悪いですが、どこかG1で絡んでくるでしょう。騎手は今後も買い。馬はまだ少し細いので復活は近い。

ハナズゴール
G1では結果が出ない、これが厩舎レベルなのかもしれない。キレ重視ならプラス10の馬体重は理解できず。内差しで前は開いたのに、直線よれて真っ直ぐ追えなかった理由がどこにあるのか解らないけど、G1で狙う馬ではないのかもしれない。勝つか着外で、勝ったレースも直線の差し脚が派手だけど中身レベルは高くはない。今後もG3で狙い。

7.8枠は全滅で、馬場は偏り過ぎ。直線だけではなく、スローよりでは一団で進んだ場合、コーナーで外々回り距離ロスが大きい、更に直線は内で脚をためた馬よりも速い上がりで走らないといけなく、これでは直線も伸びてないように見えるし厳しいですね。
雨上がりの東京芝は内から乾くので、A・Bコース開催の時は当日に確認が必須。

2頭残念な結果に終わり、、故障が続く馬場は何とか変えてほしいですね。

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