2013年5月2日木曜日

天皇賞春回顧

3:14.2 (36.5-59.4-60.3-62.0-36.3)
13.0-11.9-11.6-11.4-11.5-11.6-11.7-12.5-12.1-12.4-12.5-12.8-12.9-11.9-11.8-12.6

1着フェノーメノ
2着トーセンラー
3着レッドカドー

予想はハズレ、オッズ1番人気だけに被っていたし狙いは人気薄だったので、もう少し買い方を工夫できていたら。

京都芝は刈って時計速くなる。前残りや内伸びも目立っていた。

展開が、長距離にはない前半の速さで59.4、中緩むはずが次の5Fは60.3、ラップ見ても11秒台の連続だし、無謀な逃げなのが解る。
これだけラップが偏ると、道中の位置取り次第で、脚を使った部分が各馬違ってくる。

隊列は、ノーザンFと関わりの深いサトノが暴走逃げで、更にはこの位置でも逃げペースになるムスカテール吉田勝巳ノーザンF。その後ろにはサンデーRユニバーサルバンク。
この3頭は明らかにラビット。ちょっとムスカテールは上手く乗れば掲示板あったかもしれないので残念。

この援護を受けて結果出したのがサンデーRフェノーメノ。
前半の暴走ペースで、好位から楽に折り合う。もし誰も逃げなくて1週目をかかり気味で追走していたら違う結果になっただろうし、ゴールドシップと差をつけることで追い出しを我慢できる。
自身は前半速めで、しっかり中で溜めて、追い出しは残り3Fから。その前から前を捕まえに動いていたので、残り4Fから得意の持続力を出し切った感じ。
前走で蛯名騎手は馬体の成長を感じてただろうし、馬を信じて追い出し自分の競馬をして完勝。
芝に援護に、色々なプラス要素があっての勝ちですが、やはり社台系はまとまって勝負できるので強いですね。

2着トーセンラーは、京都長距離をよく知っている武豊騎手の好騎乗。
前半は1番枠を活かして内ラチ沿いで折り合い脚を溜める。前にフェノーメノを見ながらマークして向正面で外に出す。あとはフェノーメノに合わせて動き、後ろからからゴールドシップがきたら捲られないように追い出し外々を回らせる。4コーナーは下り坂でここで加速し過ぎるとかなり外にふくれてしまい距離ロスになる。これをゴールドシップにさせた形。
直線では一瞬だけ伸びて残り200は脚がなくなる。これは中距離向きの馬体なので仕方ない。全て上手く乗って力を出し切って2着。レース後のダメージが気になりますね。
もし宝塚記念に出走してきたら、阪神内回り2200は合わないので軽視。

レッドカドー
長距離馬で、高速馬場にやられた形。モッセ騎手のコース経験も少なく、合わない条件で単体で走って3着なら上々か。また秋にジャパンカップに出走してきたら馬場次第で買いか判断。能力は世界で通用するレベルなので、あとは条件次第。

アドマイヤラクティ
13戦続いていた馬券内途切れて4着。緩急がある競馬は合わないので、後ろから自分の競馬をして直線も内差しで伸びてくる。前が止まらない芝だったしこれは仕方ない。
どんどん力をつけているし来年の天皇賞春は狙えるかもしれない。長距離・持久力勝負になるレースでは買い。

ゴールドシップ
5着、この乗り方では当然の結果。まずスタート遅いのは仕方ない。その後、コーナーで前を追走して脚を使う。直線でも前を気にして少し前に、またコーナーでも脚を溜めず、向正面では有力馬を前に、3コーナーから追って動きだす。下り坂で他馬も加速しやすいところで強引に捲ろうとする。
1番人気で被っていれば仕方ないのかもしれないけど、ゴールドシップ自身の能力を出し切る騎乗をしていない。どこも脚を溜めないで更に捲って3200勝てたら化け物。
スタート遅れたんだから内に入れてコーナーはラチ沿いを一番後ろから楽に走る。直線で外に出して包まれるのを回避と、有力先行馬との間隔調整。1.2コーナーでは外を回るので無理しない。向正面で外からいつでも動けるようにしておく、いつも通り早めに動いて先行馬に脚を使わせて、4コーナーでは外にふくれないよう無理しない。直線では真っ直ぐ追えるように外に出す。
芝が前残り内伸びだったので勝てるか解らないけど、しっかり道中どこかで脚を溜めていれば直線外から伸びてはきたでしょう。
今回は脚を小出しに使いながら残り5Fスパートなので直線伸びず。この負けで気楽になっただろし今後も期待。

予想反省は、1番人気が被っていた場合に、他で狙う馬が人気薄の場合は、その穴馬軸から軽く流して買っても損なし。
今回でいうと、〇レッドカドー軸にして123番人気を相手にいれた三連複F。
人気3頭が全て消えたら諦めがつくし、紐に大穴が絡んだら十万馬券。
年間収支考えて、どこかでしっかり回収できるように買い方を工夫したい。

次走消しはコレ
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