2013年4月7日日曜日

桜花賞考察2

問題のチューリップ賞組。

過去、4着以内が好走条件。

毎年、桜花賞でチューリップ賞は勝ち負けに絡んでいる。

一昨年は1頭もいないけど、これはレーヴディソールが強力で有力馬は他に分散。故障で出走しなかったけど、いたら楽勝していたはず。
結果は、エルフィン、クイーン、フラワー勝ち馬が1.2.3着になる。この3頭がチューリップに出てたら、当然2着から桜花賞でも馬券内だったでしょう。

そして今年のチューリップ賞はクロフネサプライズが2着に0.6差で楽勝。

ただ、勝ち時計は、スローペースだったため1.34.9とかなり遅い。
しかも、この週は内が伸びて先行馬が残っていた馬場。外差しは不利に。

そう考えると、7着レッドオーヴァルと9着ローブティサージュは展開が合わなかったともいえる。

クロフネサプライズ
この馬が評価できるのは阪神JF。当時は他が低レベルだったという評価でしたが、今年の3歳牝馬が全体的に低レベルなら、この馬は1番手に評価できる。
逃げなくても競馬ができる馬で、土曜の雨はキレ脚に不利になるので、自ら動いて後ろに脚を使わせることが出来たら、直線しぶとく粘れるでしょう。
勝つかはわからないけど、このメンバーで3着外したら騎手の腕ってことになりそう。
武豊騎手は、馬の質が良くて好成績を上げていたので、有力馬に乗ったときはしっかり乗ってくれるでしょう。

ウインプリメーラ
これは展開が向いた2着、7着とは0.2差で上がりは0.8も違うので、もう少し速くなるだけで外から差されて着外に。馬場が重く時計が遅くならないと厳しいですね。フェアリーSは不利があったので8着は度外視できるとして、エルフィンは展開、アルテミスぐらい流れると差が拡がる。
何も決め手なく消し。

アユサン
丸山騎手がケガで乗れないのはマイナス。右回りだと別馬だし、Cデムーロ騎手が真っ直ぐ走らせることができるかどうか。栗東滞在で状態は上がっていそう。血統も向いてるし、上手く乗れればこれが穴かも。

レッドオーヴァル
馬体減って、出遅れて、スローで外差し。着外で当然。
ただ、2着とは差は少し、直線では大外から伸びてきてしっかり脚は使えていた。
この血統は、軽い馬場やスロー上がり勝負は合わないと思う。レースレベルは上がったほうが競馬はしやすいはず。
馬体回復しているし、乗り替わりはプラス。マイルで結果は出てないので軸ではなく、相手で押える感じが良さそう。

ローブティサージュ
ウォーエンブレム産駒で気性があてにならない。扱いが難しい馬。
スローで外枠から折り合い欠いて、直線は流しての9着なので、敗因はハッキリしている。
内枠に入り馬込みで集中して走れれば、阪神JFみたいになる可能性はある。ペースも速くなれば追走らくになるし。
ここまで人気無くなるとは思わなかったので、押えたほうがよさそう。

結局は、チューリップ賞組は買える馬が多い。
過去には上位しか桜花賞で結果出せていないけど、今年は低レベルなメンバーで、スローで展開も違うとなると、着順は気にせずに、それぞれの能力適性状態で判断したほうがいい。データで消すのは危ない。

狙うならコレ
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