2013年4月14日日曜日

皐月賞考察3

枠の不思議

全馬調べていて、見事な抽選だなと思った。

まず社台系生産馬は10頭。
今年は有力馬の故障が多く、近年で考えると少ないほうですね。

そのうちノーザンファーム生産馬が8頭。
あとは社台ファームと白老ファームが1頭ずつ。

ノーザンファームの並びが凄くて、8頭のうち9番から16番の間に7頭が、ダート馬のクリノヒマラヤオーを1頭だけ紛らわしく置いて、並んでいる。

大外は距離ロスがあって、基本的に不利なので17.18には入らず。
芝は内側が荒れていて、内回りは紛れも起こりやすく、内枠はスムーズに走れない可能性もあり。

なんとしてもクラシックを勝ちたいのが、解りやすく枠に出ている。


トライヤルは、社台系で割り振りされていた。

ロゴタイプ社台ファームが出走したスプリングSに、ノーザンファームで出走していたのは、フェイムゲームとアドマイヤオオジャ。3着までに優先出走権があるのに少ない頭数。
結果はダメだったけど、これはマンボネフューとヘルデンテノールが3着以内入るための調整か。

弥生賞はノーザンファームが上位を占めていて、他の社台系生産馬では、ダービーフィズにクロスボウ。
この2頭は馬体から、距離とローテで考えると、2000より1800のスプリングSのほうが合ったはず。能力的にもココでは3着厳しかったはず。

完全に偏るとおかしいので、どちらのレースにも可能性低い馬が調整して入っていた。
頭数とメンバーにだいぶ差があり、ロゴタイプは勝って当然のレースに出ていた。

元々、距離を不安視されていて、何故2000の弥生賞を経験させなかったのか。
皐月賞までの間隔も長く調整はしやすい。

ロゴタイプは朝日杯を勝つ予定ではなく、関係者も驚いていた。
今更、ローエングリン産駒が走っても儲からない。

函館1200を新馬戦に選んだ馬で、北海道の成績が合っている。休んで成長したとはいえ、高速馬場のベゴニヤ賞を勝ち、高速決着の朝日杯を連勝。
これで、本気で皐月賞を勝ちにくるなら、トライアルは試走で弥生賞で距離経験させると思うけど。
もし、仮にここで負けても、NHKマイルもあるし、この馬のスピードを活かすならマイルG1完全制覇の道もある。
血統からマイルで活躍したほうが、種牡馬として人気が集まりそう。

Mデムーロ騎手は土曜はあまり乗れていなかった。
去年のグランデッツァのようなイメージもある。
母父サンデーサイレンスの好走歴がない。

ロゴタイプの単勝は危険。