2011年12月31日土曜日

有馬記念回顧

2:36.0(45.9-34.0)
6.8-12.0-12.4-12.1-13.1-14.4-14.3-13.0-12.0-11.9-11.4-11.3-11.3

1着オルフェーヴル
2着エイシンフラッシュ
3着トゥザグローリー

冷静になって改めて見て、全く想像できなかったラップ結果になっています。
勝ち時計が2分36秒もかかって、道中で14秒台が2回も・・・
1000万クラスの馬でも上がりの速い脚がある馬なら善戦できてしまうレース内容。
せっかく出走要請して好メンバー集めて、ブエナビスタの引退式まで設定して、この結果(笑)
ますます競馬離れが進むのでは・・・

なぜ、このようなラップを佐藤哲騎手が刻んだのか、もうラップ感覚がなくなるほど歳とってしまったのか、オルフェーヴルが勝つように有利な展開に持ち込んだのかと考えてしまいましたが・・。
逃げたのが初めての馬で、中間短期放牧に出していたこと、輸送の馬体重減を気にしていたこと。色々なことを踏まえると、状態が万全ではなかったか、自分の馬が残るにはコース形態を利用して道中かなり緩める乗り方をしようと考えていたのか。

展開がある程度は流れて去年のようなことにはならないと、決めつけていたことが予想の敗因でした。中山だからではなく、現代競馬の芝レースは折り合い重視の上がり勝負が基本と考えを改めないと、これから芝では勝てなくなるかもと痛感です。時代の変化に自分の頭も対応して変わらないと。


レース結果は4着にルーラーシップが来ているのが全て。直線が長く広いコースが得意な馬が、後方から外回して追い込めたレース。上位は速い上がりが出せる馬で、集団が密集していると内差しはブエナビスタやヒルノダムールのように前がつまって終わり。
オルフェーヴルは考察の通り、一瞬の加速が速いので映像では外から捲ってかなり強いようにみえますが、あれぐらいやれて当然なラップ構成。

今年は展開読みが難しいレースが多かったので、少し予想の仕方を変えて、必ず考察・回顧が意味のあるものに繋がるように、来年は望みたいと思います。