2011年12月22日木曜日

有馬記念考察3・三冠馬

オルフェーヴル
この馬の強さは、やはり1Fの加速力
中団から速い上がりで連勝してきていますが、映像で解るように一瞬にして抜き去り飛び抜ける差し脚。瞬発力があり、その脚を持続させる脚も併せ持つ。

ダービーでは不良馬場をパワーで、神戸新聞杯ではスロー3Fを32秒台の脚で対応、菊花賞ではレコードに僅差の厳しいラップを捲って押し切る持久力もあり、どんな競馬にも対応できる総合力は海外でも結果を残せるのではと思います。

この馬なら、ブエナビスタもまとめて一気に外から差し切れるでしょう。

三冠馬がその年の有馬記念となると、2005年のディープインパクト
この馬の差し脚は、初速が速いわけではなく、どんどん加速していく持続力。乗り方次第ですが、どちらかといえば直線が長いほうが合うタイプで、中山ではハーツクライのルメール騎手に上手く乗られて届かず2着に。このときは菊花賞をメイチのため、有馬記念は万全の態勢ではない出走でした。

やはり三冠を取るために、万全の仕上げで3000mを走るわけで、厳しい競馬になるほどレース後の反動も大きくなり、今のオルフェーヴルがどれくらいの状態にあるのか、かなり重要に。

一週前追い切りでは、またパワーアップしたかなと思うような馬体・走りでしたが、今週は輸送もあるので仕上げる程度として、状態判断はやはりパドックに。
当日は指定席が当たったので、三階からですがしっかり見て判断したいです。人気馬は民放かNHK
でも長く映してくれるので、後ろ脚の踏み込み・歩様、トモの締り具合など、注意深く見て確認してください。

上位人気になりそうな陣営は、G1仕上げの腕があるので、余程の何か問題(故障など)がない限りは、しっかり仕上げてくるでしょう。